| 新しい”VIZIV(ヴィジブ)が登場 |
スバルがジュネーブ・モーターショーに「「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・ツアラー・コンセプト)」を出展する、と発表。
現時点では純粋なコンセプトカーにとどまるようですが、名称と画像から推測するにワゴンボディを持っており、次期レヴォーグを示唆する車であるのかもしれません。
なおお披露目は3月6日11:15(現地時間)に行われるプレスカンファレンスにて。
SUBARUからのプレスリリースはこちら
「VIZIV」が表すのはスバルの未来
「VIZIV(ヴィジヴ)」はスバルがコンセプトカーに付与する名称で、「Vision for Innovation=革新のための未来像」を表す造語。
トヨタがコンセプトカーに「FT(Toyota Future)」、レクサスでは「LF(Lexus Future)」という名称を関するのと同じ要領ですね(トヨタ/レクサスの場合はこの後ろに数字やアルファベットがつく)。
これまでSUBARUが発表した「VIZIV」だと直近では「ヴィジヴ・パフォーマンスSTIコンセプト」があり、これは次期WRX STIの予告版だとも言われるモデル。
スバル「Viziv Performance STI Concept」デビュー。ハイブリッド4WDの構造はどうなる?
スバルが明言。「次期WRX STIはVIZIVパフォーマンス・コンセプト似のイケてるデザインになる」
その他だと「アセント」として発売されることになる”ヴィジヴ7”、
VIZIVフューチャー・コンセプト(2015)、
単なるヴィジヴ・コンセプト(2015年/ジュネーブ)といった車たちも。
なおスバルのデザイン的特徴としては、「グリルを大きく、ヘッドライトを小さく」する欧州的デザイン(BMWやアウディ中心。マツダもこの傾向がある)に対し、「グリルやヘッドライトなど、全てのパーツが大きい」というもの。
これはフォード(F-150には顕著)に代表されるようにアメリカ的なデザインだとも考えられ、こういったデザインを持つため、スバルはアメリカでも好調なセールスを記録しているのかもしれませんね。
↓こちらはフォードF-150。なぜかアメリカは大きなヘッドライトが好まれる傾向がある