| ゴルフGTIに「最強」モデル登場か |
フォルクスワーゲンがゴルフGTI "TCR"を発売、とのウワサ。
すでにコンセプトモデルとして公開されているクルマではありますが、これが実際に登場する、ということになりますね。
なおポジションとしては「ゴルフGTIの上、ゴルフRの下」。
エンジンは2リッターターボで、出力はゴルフGTIの230馬力よりも高く、ゴルフRの310馬力よりも低い「290馬力」になる、と言われています。
LSDやアクラポヴィッチ製エキゾーストシステムも
トランスミッションはおそらく6MTとDSGが用意され、駆動輪はFFのみ、しかしLSDを装備し、0-100キロ加速は6秒程度、最高速度は250km/h(リミッター作動)という説が有力。
加えてオプションには大径ホイールやハイグリップタイヤ、ドリルド・ブレーキローター、高性能ブレーキキャリパー、アダプティブダンパー、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム、リミッター解除といった「本気」なアイテムが揃うとも見られ、こういったオプションを装着すればホンダ・シビック・タイプRを抜いて「ニュルブルクリンクFF最速」の座を獲得できそうでもありますね。
なお、ゴルフGTIは非常に高いコストパフォーマンスを持っていると思いますが、それは生産量が非常に多いフォルクスワーゲンならではのメリットを存分に活かした結果で、「スケールメリット」が活きていると言えそう。
最近でこそトヨタもプラットフォームやドライブトレーンの車種間共有を始めているものの、フォルクスワーゲンはいち早くそこへ手を付け、「より低いコストで、より高い性能を持つクルマ」を作ることについては一日の長があると考えています(ディーゼル不正事件でお金がなくなり、やむをえない選択ではあったが、結果的に”雨降って地固まる”となった)。
ちなみにゴルフ8は2019年6月から生産が行われるとされており、となるとこのゴルフGTI TCRは(登場するのであれば)「最終、そしてGTI最強」モデルとなりそう。
なお、ゴルフ8についても、ちょっとづつですが情報が出てきており、現在のところ囁かれているのは「デザインは現行の延長」「48Vマイルドハイブリッド採用」「70キロ軽量化」「インテリアだと、インターフェースはタッチ式操作がメインに」というところ。
まだまだ不明なところも多く、しかしゴルフはフォルクスワーゲンにとって「絶対に失敗できない」モデルなので、現行のゴルフ7同様、「完全にライバルを超越した」装備や機能が与えられると考えて良さそう。
おそらくは「燃費性能」「インテリアの先進性」においてかなりのコストが割かれることになると思われますが、いつの世も魅力的な選択でありつづけるのは間違いない、と考えています。
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