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米TRDよりレーシーなウイングを装着した「カムリTRD」公開。一方、日本のカムリ用TRDパーツはなぜマイルドヤンキー系?

2018/11/15

| トヨタはやっぱりセダン好き |

トヨタが先日ティーザー画像を公開した「カムリTRD」「アヴァロンTRD」を公開。
実車はロサンゼルス・モーターショーにて展示されるとのことですが、ひとまずはオンライン上での発表となります。

カムリはホワイト、アヴァロンはレッドのボディカラーを持ち、そしてそれぞれにブラックのアクセントが与えられ、なんともスポーティーなルックスに変身していますね。

とりあえずアメリカ人は「スポーツ」好き

こちらはカムリTRD。
ルーフはブラック、そして同じくブラックにペイントされたリアウイングが装着されてずいぶんスポーティーに。

リアバンパー下にはディフューザーも装着されています。

ホイールはサテンブラック、そしてブレーキキャリパーはレッド。
フロントやサイド、リアに装着されるエアロパーツも「ブラック×レッド」ですね。

マットまで「CAMRY TRD」。

エキゾーストシステムもTRDへと換装。
現在のところパフォーマンスについては公表がないものの、追って何らかの数値が公開されると思われます。

トヨタのエンブレムや「CAMRY」文字はブラック。
なお、最近トヨタは「ブラック」にこだわっており、ブラックをテーマにしたスペシャルエディションや、やはりブラックのエンブレムを持つシリーズを公開していますね。

当然インテリアもTRD仕様。
ブラックレザーにブラックのアルカンタラが使用され、レッドのラインやステッチ、「TRD」刺繍が入り、シートベルトもレッドに。

ざっとこんな感じでアメリカのTRDはかなりスポーティというか「レーシー」とまで言える感じですが、日本のTRDはまたアメリカとは全く異なる組織となっており、そのため(日本で販売されるTRDの)エアロパーツ群もアメリカ版とは全く異なる仕様となっているのが面白いですね。

日本市場でのカムリには、TRDのほかにモデリスタ(今はTRDと併合されて新会社を設立。よって”TRD”も”モデリスタ”もブランド名に)、そしてトヨタ本体からもエアロパーツが販売されているものの、いずれも上の画像のような「ドレスアップ系」。

カムリに限らず日本のセダンに用意されるカスタムパーツはやはりドレスアップ系が多いようですが、もし今回の「米国版カムリTRD」のようにレーシーなオプションを発売したら売れるのか、それとも見向きもされないのかは気になるところです。

こちらは「アヴァロンTRD」。

アヴァロンはアメリカでの「トヨタブランド」内にてセダンの頂点に位置し、今年1月にモデルチェンジを迎えたばかりですね。

VIA:TOYOTA-FACEBOOK

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