レクサスのオプションは増加傾向、さらに価格は高額化?
さて、先日試乗を行なったレクサスUXの見積もりを取得。
レクサスUXは現時点でレクサスの最新モデルとなりますが、さすが「最新」だけあってこれまでレクサスが抱えていた矛盾を解消したモデルであり、高いバランスを誇るクルマ。
現時点でレクサスUXの納車は5月あたりになると言われ、つまり数ヶ月という納車待ちが発生していて、しかしそれも「納得」の優れた完成度を持っています。
【試乗:レクサスUX250h】ついにレクサスはここまできた!欧州車とは対極にある「レクサスにしかできない」新境地を切り開いた上質SUV
選択するレクサスUXのグレードは?
ここでぼくが選んだグレードは「UX250h」。
つまりハイブリッドということですが、これは「燃費とリセールが有利になるであろうこと」が理由。
購入時には35万円ほど割高になるものの、維持費や売却時の価格の高さでそれらは相殺されるだろう、と踏んでいます(何よりハイブリッドモデルの方がパワフルで、走っていて気持ちいい)。
そして駆動方式は「4WD」。
これは単にぼくの住んでいる地域が冬季には積雪や凍結があるためで、実用上の理由ですね。
グレードについては「F Sport」を選択していますが、やはりそのスポーティーなルックスに魅力を感じるため。
レクサスUXの外装色・内装色は?
今回、ぼくが選択したボディカラーは「ヒートブルーコントラストレイヤリング」。
これは非常に深い輝きを持つ多層ペイントになりますが、実際に見るとその美しさは格別。
そのぶん価格は「162,000円」と効果ではあるものの、必ず目にする部分だけに「満足度は価格以上だろう」と考えています。
これはF Sport専用色となっていて、ほかにF Sport専用として設定されるのは「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」「ホワイトノーヴァガラスフレーク」ですが、逆にF Sportで選べないのは「ソニッククォーツ」「アンバークリスタルシャイン」。
なお、レクサスUX専用として設定されているのは「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」「テレーンカーキマイカメタリック」「セレスティ
アルブルーガラスフレーク」。
そして選択した内装色は「ホワイト」。
レクサスUX F Sportで標準色としてホワイトのほか、フレアレッド、ブラックが選択可能ですが、ブルーの外装だと「ホワイト内装」が爽やかでいいだろうと考えたこと、ぼくはもともとホワイト内装が好きということもあってのチョイスです。
ちなみにレクサスUXに採用されるシートの素材について、標準だと「L Tex」という合皮で、オプションでレザーも用意されるものの、ぼくはレザーシートに対して特に魅力を感じていないので、ここは標準仕様のままでOK(しかもレザーシートは28万円くらいが必要に)。
なお、グレードごとに選べるインテリアカラーは異なりますが、全体的に見て(オプション含め)ホワイト系だと「リッチクリーム」「ホワイトアッシュ」「ホワイト」の3種があり、ベージュ系だと「シャトー」、そして「オーカー(ナチュラルレザー風)」、「ブラック」、「レッド」、コンビカラーの「コバルト」と非常に多彩。
最近はプレミアムカーセグメントにおいても「カスタマイズ性」が求められており、レクサスはそういった要望に対応したものだと思われます。
そのほか装着したオプションだと、おきまりのドラレコ(前後録画可能で、駐車中も監視してくれる)、カラーヘッドアップディスプレイ(高価だが、これを装着するともともとのメーターとの”併用”にて情報量が増える)、リセールを考えてムーンルーフと三眼フルLEDヘッドランプ、プライバシー確保のためのフィルムといったところがメイン。
特筆すべきは「NAVI AI-AS」で、これはパフォーマンスダンパーを中心としたボディ補強が含まれるオプション。
効果のほどは未確認ですが、レクサスUXの走りで唯一気になった「鋭い突き上げ」を改善してくれることを期待しての選択です。
レクサスUX250h F Sportの見積もり内容を見てみよう
そんなこんなで下記がその見積もり。
特別塗装に162,000円、ヘッドライトにも162,000円、フロアマットに88,560円というのはちょっと前の国産車では考えにくい額ですが、これもレクサスの「国際化基準」だと考えるとやむをえない、というところですね。※輸入車からレクサスへと移ってきた人からすると十分に許容できる
逆に「サンバイザー」「ナンバープレート「ロックボルト」というお約束は見送っており(必要性を感じない)、TRDやモデリスタなどのエアロパーツも未選択(すっきりとノーマルで乗りたい)。
車両本体価格 | 5,040,000 |
自動車税 | 32,900 |
自動車取得税 | 132,200 |
自動車重量税 | 49,200 |
自賠責保険料 | 36,780 |
OSS申請代行費用 | 26,568 |
資金管理料金 | 290 |
希望ナンバー代行費用 | 26,568 |
検査登録法定費用 | 8,300 |
車庫証明法定費用 | 2,700 |
預りリサイクル預託金 | 22,110 |
(以下、オプション) | |
ヒートブルーコントラストレイヤリング | 162,000 |
カラーヘッドアップディスプレイ | 86,400 |
三眼フルLEDヘッドランプ | 162,000 |
パノラミックビューモニター | 118,800 |
NAVI・AI-AS | 140,400 |
ムーンルーフ | 108,000 |
ETC登録 | 2,700 |
ドライブレコーダー | 96,120 |
フロアマット | 88,560 |
IRカットフィルム | 49,680 |
(合計) | 6,054,660円 |
レクサスUXの値引きは?
なお、レクサスについて基本的に値引きは「ナシ」。
これがレクサスの高いリセールと中古相場の維持に繋がっているので、これはそのまま受け入れた方が良さそう。
マツダも以前のような「値引き」を注視してからは健全な販売と中古相場へと移行することができたと聞きますが、それくらい「値引きしない」のは重要であり、ぼくもそれを支持したいと考えています(しかしながら、最近になってまた値引きをしているともウワサされる)。
参考までに、試乗時に「レクサスUX最大のライバルはボルボXC40だろう」と感じましたが、見積もり金額についてもボルボXC40はズバリ「616万円」とレクサスUXとかなり近い数字なのも興味深いところではありますね。