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トヨタがまたまたトンデモ特許出願。「クルマを盗もうとしたヤツには催涙ガスを噴射してやる」→事故して自分に噴射されるとちょっと嫌だ

2019/03/25

さすがに催涙ガスを積んだクルマを運転する気にはなれない

これまで数々の奇っ怪な特許を出願してきたトヨタ自動車ですが、今回はなんとも驚くべき盗難防止装置を考案。

トヨタはアメリカと日本では「盗難車ランキング上位」にあり、その対策としての意味合いもありそうですが、その内容はなんと「不法にクルマをスタートさせようとすると催涙ガスが噴射される」。

その名は「ビークル・フレグランス・システム」

なお、この特許の名称は「ビークル・フレグランス・システム」。
ただし窃盗犯を撃退するためのものなので「フレグランス」などという甘っちょろいものではなく、とんでもなく強烈なモノを噴射するということに。

ただ、このビークル・フレグランス・システムには様々な機能があり、「消臭機能」も備えていたり、スマートフォンをリモコンとして使用することもできるようで、様々な使い方が期待できそう。

クラッシュしたらかなりヤバそうだ

そして気になるのは、もしシステムが誤作動を起こし、正当なオーナーに対して催涙ガスを噴射したり、クラッシュして瀕死の重傷を負っているオーナーに対してガスを噴射してしまうこと(致命傷になりそう・・・)。

なんだかんだで「危険物」を積むことになりますし、助手席に乗せた人に噴射して悪事を働くなどの悪用も考えられ、おそらくこれが実際に搭載されることはないだろう(許可がおりそうにない)、とも思います。

トヨタはこれまでにもヘンな特許を出願

なお、トヨタはかなり多くの特許を出願していて、おそらくは出願のノルマのようなものがあるのかとも思ったり。

過去には変形して地上走行、飛行の両方が可能な「空飛ぶクルマ」の特許も出願していますね。

そしてセグウェイのスケートボード版というべきか、体重移動のみによって自由に走る方向などを変えることができる乗り物も。

さらには自動運転車において、乗員がペダルを漕ぐことで電力を発生し、蓄電ができるというものもあります。
移動中に運動不足を解消するなど一石二鳥とも言える特許ですが、このアイデアはトヨタの他に複数企業が提示しており、意外や「真剣に考えている」ところが多いようですね。

もちろんトヨタはほかにも「可変圧縮比ガソリンエンジン」「電動スーパーチャージャー」ほか多数の「すぐに役立ちそうな」特許も出願していますが、時おりこういった「飛び道具的な」特許も考案しているようです。

VIA: U.S. Patent & Trademark Office

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