| やはり日本人的にはタイプRといえばホワイト |
ニューモデルが登場した際のお約束、「もしも系レンダリング」。
今回も発表されたばかりのEV「ホンダe」、「ランドローバー・ディフェンダー」の「もしもこんなバージョンがあったら」というレンダリングが登場しています。
ちなみに両者とも公式に「ない」とそれぞれのメーカーから否定されており、よって完全に「IF設定」となりますね。
「スポーツEVコンセプト」市販モデルではタイプRに期待したい
ホンダeのプロダクションモデルはフランクフルト・モーターショーにて発表されることになり、予想よりも安い「邦貨換算350万円」で登場。
ただしバッテリー容量や出力は日産リーフ、同じくフランクフルト・モーターショーにて発表されたフォルクスワーゲンID.3に比べるとちょっと見劣りするもので、しかし「サイドカメラ」や「巨大なインフォテイメントディスプレイ」といった特徴的な装備がホンダeのウリ。
そして今回、デザイナーのAvarvarii氏が「ホンダe タイプR」のレンダリングを作成して公開。
やはり「ホンダといえばタイプR」ということで、ハイパフォーマンスを感じさせる「車高ダウン、大径ホイール装着、エアロパーツとエアインテーク装着」といったレシピにてタイプR化がなされています。
ただ、ちょっと残念なのはボディカラーが「チャンピオンシップホワイト」ではないこと。
ぼくら日本人からすると、「タイプRといえばホワイト」という認識がありますが、欧米の「タイプR化レンダリング」を見るに、レッドやブルーといったものが多く、「タイプR=ホワイト」という固定イメージは無いようですね。
ホンダは「ホンダe タイプR」を完全否定
そして残念なことに、当のホンダ自身はホンダe Type Rを「無い」と断言。
その理由としては、ホンダeは「インテリジェント」「経済性」を追求した車であり、その方向性とタイプRのイメージが合致しない、というもの。
そしてホンダは「あるセグメントのクルマにとっては”タイプR”が理想形ではあるが、ホンダeの場合はそうではない」とも。
たしかに「まったくもって”ごもっとも”」であり、ホンダeのタイプR版は望めないと考えて良さそうです。
ただ、ホンダは過去(2017年)に「スポーツEVコンセプト」を発表しており、こちらは「スポーツ」という名称を与えているだけに、「もしかすると」タイプRがあるかもしれませんね。
VIA: Motor.es
ランドローバー・ディフェンダーのトラックもまた「ない」
そしてフランクフルト・モーターショーにおける目玉の一つ、ランドローバー・ディフェンダー。
今回発表されたディフェンダーはショートボディの90、ミドルボディの110。
そして予定では来年にロングボディの130が発売される見込み。
こちらについても「もしも」なピックアップトラックバージョンのレンダリングが公開されています。
そしてずいぶん前には「ピックアップトラック」の可能性が示されていたもの、やはりランドローバーからすると公式に「NO(フランクフルト・モーターショーにてメディアに対して正式に回答している)」。※下の画像は当時のディフェンダーのコンセプトモデル
ただ、いくつかのチューナーがーディフェンダーの車体後部をカットして「トラック」を作ってくるのは間違いなく、カーン・デザイン(チェルシー・トラック・カンパニー)あたりが実際にやってきそう。
VIA: X-Tomi Design