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一体なぜ?ドバイの救急車に「コルベット」「R35 GT-R」導入。その理由はこうだ

2019/10/11

| 緊急時には1分1秒たりとも無駄にはできない |

ドバイが「救急車」として日産GT-R、そしてシボレー・コルベットを投入。
「え?人を運べないのになんで?」と思ってしまいますが、これはけが人や病人の輸送を目的としたものではなく「ファーストレスポンダー」、つまりまっさきに現場に着くことを目的としたもの。

この車両を提供するドバイ・コーポレーション・フォー・アンビュランスサービス(ドバイ救急車会社のような感じ?)によれば、一般的な救急車に比較して4分から8分は早く現場に到着できるとしており、文字どおり一刻を争う事態には有用だと思われます(これで助かる命もきっとあるはず)。※ドバイは広くない。ただ郊外であればもっと早く着けると思われる

命の値段には代えられない

当然ながら、ここで「税金の無駄遣い」という声が聞こえてきそうですが、基本的にドバイ永住権のある住人は税金を徴収されないそうなので税金の無駄遣いではないというのは強調しておきたいところ(ドバイの収入は観光、商業、貿易に依存)。

それでも国費から車両購入代金を支払っているのは事実でもあり、しかしこうやってニュースとなることで、「こういった役割のクルマもあるんだ」「(普通の)救急車を待っていては救えない命を救えるかも」「現場には少しでも早く着くことが大事なんだな」ということを人々に気づかせるだけでも十分なんじゃないかと思うわけですね(少なくとも、ぼくは救急車よりも早く現場に着く車両の必要性があることは考えてなかった)。

画像を見る限りだとコルベットは「グランスポーツ」で、エンジンは6.2リッターV8、出力は466馬力。
日本での価格は1210万円です。

GT-Rは3.8リッターV6エンジンから570馬力を発生し、その価格はベースモデルで1082万円から。

目的地にもっとも早く到着できるクルマとは?

上述のように、これらのクルマは「ファーストレスポンダー」ですが、仮にぼくが「少しでも早く現場に到着できる」ということを基準に2台のクルマを選ぶとなると、1台はアウディR8。

ぼくはアウディに対して「どんな(気象含む)条件であろうとも、もっとも速く、もっとも安全に到着するのはアウディ」と考えていて、それはやはりその4WDシステム「クワトロ」の威力が大きい、と考えています。
ランボルギーニ・ウラカンも実質的にはアウディR8と同じメカニズムを持ちますが、ここであえてR8を選ぶのはスタティックコーナリングライトやレーザーハイビームを装備するという視認性の問題で、これらも含めて「アウディ最強」と考えているわけですね。※TTRSでもOK

そしてもう一台にはポルシェ911カレラ4(992)。
こちらもやはり4WDであり、「もっとも安全に、もっとも速く、もっとも確実に」目的地にたどり着けるクルマのうちの一台。

別の目的であればまた別のクルマを選ぶと思うものの、「目的地にもっとも早く到着できる」という観点であれば、この二台をおいて他にない、と考えています(4WD必須)。

VIA:Dubai Ambulance

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