| ボディカラーは専用色のセラミック・ホワイト |
SUBARUがロサンゼルス(LA)オートショーにて、WRXとWRX STIの新たなる限定シリーズ、「シリーズ・ホワイト(Series White)」を公開。
その名から用意に想像できる通り、この「シリーズ・ホワイト」のボディカラーはホワイト。
ただし普通のホワイトではなく、専用色となるセラミックホワイトを採用し、ホイールにはマット仕上げのブロンズが用いられています。
限定台数についてはWRXが500台、WRX STIも500台となり、価格はWRXでは34,895ドル、WRX STIで43,595ドル、納車は2020年はじめから。
なお、一般に海外市場では「ホワイト」の人気が低いと言われるために「意外な」設定ではありますが、アメリカ市場については(欧州と異なり)ホワイトが好まれる、というレポートもあるようですね。
SUBARU WRXシリーズ・ホワイトはこういった装備を持っている
WRXシリーズ・ホワイトのベースとなるのは北米にて展開される「WRXプレミアム」グレード。
これに「ウルトラスウェード張りのレカロシート、サンルーフレス(軽量化のため)、サイズアップされたブレンボ製ブレーキシステム」を含むパフォーマンスパッケージが装着されています。
さらにはハイパフォーマンス・ビルシュタイン・サスペンション、LEDステアリングレスポンシブ・ヘッドライト、LEDフォグライト、キーレスエントリー、マットブラックのバッジが装着されており、かなり特別感のある仕様となっているようですね。
エンジンは2リッター水平対向4気筒ターボ、出力は268HP、トランスミッションは6速マニュアル。
SUBARU WRX STIはこういった装備を持っている
そしてWRX STIシリーズ・ホワイトの外観については、WRXシリーズ・ホワイトと同様の仕様変更を持つものの、ホイールが19インチサイズのBBS鍛造ホイールへと変更済み。
そのほかの装備として挙げられるのは、WRX STIシリーズホワイトにはSTIチューンのビルシュタイン製サスペンション、新開発の高剛性ステアリングラックマウント、ミシュラン・パイロットスポーツカップ2タイヤ。
ブレーキシステムはもちろんブレンボ製です。
エンジンは北米仕様のEJ25(2.5リッター水平対向4気筒)、出力は310HP。
トランスミッションには6速マニュアルが組み合わせられ、駆動方式はもちろんスバル得意のシンメトリカルAWD。
今回インテリアの画像はないものの、WRX STIのシートはブラックのウルトラスウェードが使用されたレカロシート(サイドサポートはカーボンブラックレザー)が装着され、レッドステッチの入るステアリングホイールが与えられている、とのこと。
ちなみにスバルは同じく北米市場向けに「シリーズ・グレー」を投入しており、こちらの評判が高く、今回の「シリーズ・ホワイト」投入に繋がったのかも。
なお、カラーをテーマにした北米市場限定モデルだと、レクサスの「インスピレーション」シリーズがありますが、「カラー限定」は、北米だと比較的メジャーなプロモーション手法なのかもしれませんね。
スバルが北米専用「WRX STIシリーズ.グレー」限定販売。750台のみ、ボディカラーはS208同様
VIA:SUBARU