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スーパーカーは燃えたらこんなになってしまうんか・・・。1250馬力、ツインターボ化したランボルギーニ・アヴェンタドールが跡形もなく燃える

投稿日:2020/01/18 更新日:

| ハイパワー化、とくにツインターボ化にはリスクが伴う |

マンソリーがカスタムしたランボルギーニ・アヴェンタドールのコンプリートカー「カーボナード」がチェコ共和国はプラハにて全焼してしまうという事案が発生。
これは現地消防署がその状況を画像と動画にて公開したもので(海外では警察や消防署がこういった投稿をSNSで行うっことがあるが、日本だとちょっと考えられない)、画像を見る限り「跡形もない」という表現がまさにぴったり。

ちなみにこのマンソリー・アヴェンタドール「カーボナード」はこんな感じのクルマ(これはイギリスの実業家、ジェームズ・スタント氏に納車されたもので、ワンオフ仕様となっている)。
カーボナードの名が示すとおり、ボディパネルがすべてカーボンに置き換えられています。

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マンソリーが全身カーボン、ワンオフのアヴェンタドール「Superveloce J.S. 1 Edition」公開

全部カーボン。マンソリーがランボルギーニ・アヴェンタドール「Carbonado Apertos」公開

ミドシップカーは熱がこもりやすくちょっとしたことで発火しやすい

そして今回燃えてしまったマンソリー・アヴェンタドール・カーボナード。
この個体はツインターボ化によって6.5リッターV12エンジンを1250馬力にまで出力を向上させているとのことで、これはノーマルの700馬力からすると非常に大きなパワーアップです。
製造されたのは6台のみ、0−100km/h加速は2.6秒、最高速度は380km/hにまで向上していると報じられています。

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実際にこの事故が起きたのは1月16日、そして消防隊のいち早い到着によって被害は最小限に抑えられ、幸いなことにけが人もゼロ(クルマが路肩に寄せられているので、発火してから移動までの猶予があったと思われ、ドライバーは冷静な対応をしたのだと思われる)。
事故の原因について詳細は明かされておらず、わかっているのは「技術的な欠陥」ということだけ。
この欠陥がどうういった内容なのかも不明ですが、アヴェンタドールは過去に「社外エキゾーストシステムに交換すると、最悪の場合は発火する」というリコールが出されたことも。

内容としては「過剰に燃料を入れすぎると」触媒などに燃料がかかり、停止状態からいきなり高回転までエンジンを回すと燃料が排気に接触する可能性が生じる可能性があり、加えて「認証を受けていない社外のエキゾーストシステムに交換されている場合」、最悪では火災に至るとしています。
最初にこの問題の報告を受けたのは2015年とのことですが、その後様々な状況で検証を続け、「燃料入れすぎ、アイドリングからいきなり高回転、社外エキゾースト」という条件下で問題が生じる、ということが判明しているようですね。

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もちろん今回の問題が上記に関連しているかどうかはわかりませんが、もともと700馬力を1250馬力までパワーアップさせ、しかも熱がこもりやすいミドシップカーに(発熱の大きい)ツインターボを押し込んでいるため、発火しやすい条件は揃っていたのかも。※NAのターボ化は、ターボ車のブーストアップとは異なる次元のリスクが伴う
なお、車両の周辺にパーツが飛び散っていて、小規模ながらも爆発があったようにも見えますね(放水の圧力でパーツが飛んでったのかも)。

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ちなみにアヴェンタドールのモノコック自体もカーボン(炭素)ファイバー製であり、前後サブフレームはアルミ製。
つまり「燃えやすい」材料を使用していることは間違いなく、燃えだすと手がつけられない、とも言われています(アヴェンタドールに限らず、スーパーカーは同様に”燃えやすい”という宿命を持っている)。

フェラーリ、ランボルギーニなどスーパーカーはなぜ燃える?その理由を考えてみよう

そのほか、ハイブリッドカーやエレクトリックカーも「燃える」可能性をはらんでおり、以前には「発火したBMW i8をいったん鎮火させたものの、まだ燃える可能性があるので、やむをえず水を張ったプールに水没させた」例もあり、こういった特殊なクルマは何かが起きると対応に苦慮することも多いようです(よって、自動車メーカーが消防士を集めて対処を事前に講習する場合もある)。

BMW i8が炎上→消火が難しく消防士がやむなく水没させる。構造や動力源が複雑になれば「完全鎮火」が難しくなり、消防士にとっても困難な時代に

ちなみに今回の火災現場はこんなトンネルの中なので、一歩間違えれば大惨事になっていた可能性も。
すばやい消防士さんの活躍には感謝ですね。

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