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マセラティが新型スーパーカーMC20に搭載するエンジンを発表!3リッターV6、出力は驚愕の629PS。F1由来の”プレチャンバー”を市販車ではじめて搭載

投稿日:2020/07/03 更新日:

| 実現すればトップクラスのリッターあたり出力を誇ることに |

マセラティが発売を計画しているスーパーカー、「MC20」に搭載するエンジンの画像とスペックを公開。

このエンジンは既報の通り3リッターV6ツインターボとなり、「F1由来の」技術が盛り込まれている、とのこと。

エンジン単体では220kg、最高出力は7500回転にて629PS、3,000回転~5,500回転という広い領域にて730Nmのトルクを発生し、許容回転数は8000rpmだと公表されています。

事前のウワサでは「540馬力」と言われていたものの、その予想を遥かに超える629馬力(リッターあたり200馬力を超える)という数字を示してきたことになりますね。

ハイパワーの鍵はプレチャンバー

この新型エンジンはツインスパーク(プラグ)のほか、ロードカー用としてははじめて「プレチャンバー(副燃焼室)」を採用しているとされ、このプレチャンバーはF1でも採用実績があり、これがマセラティの言う「F1由来の技術」ということになりそう。

なお、このプレチャンバー方式についてはホンダがi-CVCCと名付けて開発にかかっていますが、こちらの登場予定は2023年だと言われています。

このプレチャンバーがどういったものかということですが、シリンダーの上の方に小さな副燃焼室を設け、この中の混合気に添加すると、副燃焼室に設けられた穴から放射線状に炎が広がり、メインの燃焼室(シリンダー)内での高速かつ効率的な燃焼を実現できると言われています。※Motor-fan TECHに解説がある

なお、プレチャンバー方式はリーンバーン(希薄燃焼)が可能となり、そのために燃費の大幅改善が期待できそうですが(ターボとも相性が良さそう)、そのぶん熱のコントロールがシビアになるのでは、とも考えられます。※ただ、ホンダは(同じパワーアップするにしても)熱回生に比べるとプレチャンバーのほうが熱の管理が容易だとしており、このエンジンをハイブリッドと組み合わせる予定

ちなみにホンダが開発を進めているのは「(ホンダから公開された図によると)ひとつの副燃焼室にひとつのプラグ」だと思われ、しかしマセラティの場合は「ツインスパーク」ということですね。

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マセラティMC20は9月9-10日に発表

なお、マセラティMC20は9月9-10日に開催されるイベントにて発表される予定ですが、本来であれば(コロナウイルスの影響がなければ)5月に発表される計画であったものの、それが9月に延期。

ただ、5月に発表される予定だったということは、すでにかなりの段階まで開発が進んでいるものと思われ、「いつの間にマセラティはここまでスーパーカー(とエンジン)を開発していたんだ・・・」と驚かされます。

ちなみにこのエンジンはデチューンされて(新型グラントゥーリズモなど)ほかモデルにも搭載されることになると言われますが、ずいぶん前にマセラティはフェラーリからのエンジン供給を断っており、今考えるとその時期にはもうこの新型エンジンの目処が立っていたと考えられます。

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