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三菱パジェロよ永遠なれ!国内販売終了に続いて海外分の生産も終了し、製造を担当していた「パジェロ製造(株)」は閉鎖

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| 三菱の巨額赤字を考えると仕方がない |

三菱がパジェロの生産を終了させる、と発表。

え?パジェロってまだ作ってたの?と疑問に思ってしまいますが、国内向けのパジェロはすでに2019年8月に生産が終了しており、今回「生産終了」となるのは海外向けのパジェロということになります。

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パジェロは「パジェロ製造株式会社」で製造されていた

なお、国内外向けのパジェロを製造していたのは岐阜県坂祝町の「パジェロ製造株式会社(三菱自動車の子会社)」。

この名でわかるとおり、パジェロは一時期相当な勢いがあり、(誇張ではなく)パジェロに乗っていればモテる、という時代があったほど。

加えて、「パジェロジュニア」「パジェロミニ」といった派生モデルが登場したことからも、その人気ぶりがうかがえます。

今回三菱が発表した内容だと、このパジェロ製造を2021年上期に閉鎖してパジェロの生産を終了させ、パジェロ製造で作っていた他モデルは愛知県岡崎市の岡崎向上へ移管する、とのこと。

パジェロは一つの時代を築いたが

上述の通り、パジェロがSUVブームを牽引したことは間違いなく、その頃はランクルよりも「とにかくパジェロ」。

そのパジェロがなぜこんなことになってしまったのかはまったくもって不明で、というのも当時の「SUV3強」であった三菱パジェロ、トヨタ・ランドクルーザー、日産サファリのうち、トヨタ・ランドクルーザーは依然高い人気を誇っているため(サファリは当時から存在感が薄かった)。

もしランクルも販売不振に陥っているのであれば、「大きなクロカン4WD自体がもうダメなんだな・・・」と納得もできますが、ランクルが支持され続けているというところを見るに、「パジェロも頑張れば、なんとかなったんじゃないか」という思いもあり、どこで間違ってしまったんだろう、とぼくは考えているわけですね。

なお、三菱によるパジェロの紹介は下記の通り。

『パジェロ』は1982年に発売を開始し、オフロードにおける高い悪路走破性と、都会的雰囲気を兼ね備えた乗用車感覚の本格オフロード4WD車として人気を獲得。1991年には2代目にモデルチェンジし、フルタイムとパートタイムの両方式の長所をあわせ持つ世界初のスーパーセレクト4WDの採用、悪路走破性を一層高めるとともに、ラグジュアリー性を高め、日本のRVブームを牽引しました。

三菱自動車

ちなみに三菱自動車の2020年4月~6月連結決算は前年比マイナス57.2%の2295億円、1761億円の赤字で、通気だと3600億円の赤字になる見込みなのだそう(前期は通年で257億円の赤字)。

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この状況であれば工場閉鎖もやむなく、日本におけるパジェロの生産は残念ながら終了してしまうことになりますが、ほかに「パジェロ」を名乗るクルマとしてはタイ工場で生産される”パジェロスポーツ”が存在します。

参考までに、このパジェロ・スポーツは欧州だと”ショーグン・スポーツ”、その他の市場では”モンテロ・スポーツ”で販売されていて、しかし欧州だともともとパジェロは「ショーグン」と呼ばれていたわけですね。

その理由として、スペイン語で「パジェロ(Pajero)」という単語が”自慰行為(オナニー)をする男”を意味するというのは有名な話。※そういった人を一言で表す単語があるというのにも驚きだが

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話をパジェロ・スポーツに戻すと、これは世界90カ国で販売される人気モデルであり、よって製造が中止になるとは考えにくく、ホンダ「シティ」やトヨタ「レビン」のように、日本では販売されないものの、その名を受け継いだ海外専売モデルとして生き残るのかもしれません。

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三菱には復活を期待したい

三菱は現在日産そしてルノーとアライアンス関係にあり、つい先日、その再建プランが発表されたばかり。

それによると、今後三菱は「C/DセグメントのPHEV開発」「アジア・オセアニア地域でのプレゼンス強化」に集中するという内容となっていて、再建の成果を期待したいところでもありますね。

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参照:読売新聞オンライン, MITSUBISHI MOTORS

 

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