| 本物のレーシングカーはやっぱり迫力が違う |
さて、今回はトヨタの運営する「ヒストリックガレージ」訪問、”後編”。
前編では2Fのヒストリックガレージを紹介しましたが、今回は1Fのミニカーショップやカフェ、そしてトヨタのモータースポーツ(ラリー)に関する展示物を見てみたいと思います。
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ミニカーショップ「グリース」、カフェ&バー「グリース」、レストアピットはこうなっている
そしてまずはミニカーショップ「グリース」。
世界中のミニカーブランドが揃い、国内でも有数の品揃えだと聞いたことがあります。
ミニカーの他にもガレージ用のサインやグッズ、キーホルダーやステッカーなど多彩な品揃えが魅力的(ぼくはガレージ用のプレートはここで購入することが多い)。
その奥はカフェ&バー「グリース」。
例の頭文字Dセットも入荷しています。
その横にはレストアピットが併設(実際にレストアをここで行っている)。
トヨタはずいぶん前からラリーに参戦していた
そしてここからはトヨタのラリーカー(実車)の展示です。
まずはトヨペット・クラウンRSD(1957年に参戦した車両のレプリカ)。
そして次はセリカ ツインカム ターボ TA64(1985年、本物)。
かなりゴッツいガードが組まれています。
次はトヨタ MR2(222D)。
これは1985年にグループS参戦を目標に試作したレーシングカーですが、2017年になってトヨタがその存在を公開した「幻のクルマ」。
当時FIAはグループBを廃止してグループSを立ち上げようとしており、そのレギュレーションに沿って初代MR2をベースに2台のみが制作されています。
1台のボディカラーはブラック(こちらは英国=トヨタ・モータースポーツ本社にある)、そしてもう一台はここメガウェブに展示されていますが、とにかく希少なクルマということになりますね。
次いでセリカ GT-Four(ST165 / 1990年参戦)。
巨大なライトポッドが特徴的です。
左リアを損傷していますが、そのままにしてあるのがなんとも「リアル」。
セリカ GT-Four(ST185 / 1993年参戦)。
このあたりになると「その活躍をニュースで見たことがある」世代となりますね。
ウインドウ越しですが、内装も確認可能。
リアにはスペアタイヤと燃料タンク。
そして1995年参戦のセリカ GT-Four(ST205)。※これはレプリカ
こういったレーシングカーはなかなか見る機会がなく、しかし実際に見てみると「戦うためだけに作られた」というオーラに圧倒され、競技専用車にしかない迫力を感じます。
なお、室内には壁一面にモータースポーツ参戦の歴史が記載されており、そのほかエンジンの展示もあって、マニアにはたまらない空間だと言えそうですね。
まだまだ紹介しきれない画像がたくさんあり、その他の画像はFacebookのアルバム「ヒストリーガレージ(99枚)」に保存しています。
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