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フォードが「1966年のデイトナ優勝車を意識した」GT特別仕様車、そして新グラフィックを与えた「スタジオ・コレクション」を発表

2020/08/17

| フォードは毎年少量づつ限定モデルを発表し、GTの希少性を高めている |

フォードが先般より予告していたとおり、新しい「GTヘリテージ・エディション」を発表。

フォードは「GT」に続々とスペシャルモデル(過去のモータースポーツにおける歴史を反映したカラーリングなど)を追加しており、今回もその一環として、ということになります。

今回のGTヘリテージ・エディションについては、1966年のデイトナ24時間での優勝車両のカラーリングを反映させたもので、ボディカラーはフローズンホワイト、そしてそこにレッドのアクセント。

フォードGTヘリテージ・エディション最新版は過去のイメージをうまく再現

そのほか特筆すべきはカーボンファイバー製のフロントフード、そしてそのフード上やボディサイド、リアウイング裏に入れられた「98(当時の優勝車がつけていたカーナンバー)」、そしてリアフェンダー下部の「FORD」レタリング、ヘリテージゴールドにペイントされたホイール、レッドキャリパーなど。

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ちなみにこちらが当時のフォードGT。

今回のフォードGTヘリテージ・エディションはこのカラーリングを現代風にアレンジし、うまく反映させていることがわかります。

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リアウイングの裏にも「98」。

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画像を見るに、ナンバーの入るラウンデルの下地は「カーボン」なので、ドアパネルもカーボン製なのかもしれません。

なお、ホイールもカーボン製ですが、これは「オプション」だと思われます。

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これら特別仕様は、もともとの生産予定台数の範囲内にて提供されることになると思われますが、これもGTの希少性を高めるための一つの策ということになりそう。

ただ、すでに納車された人が「後にどんどん追加されてゆく」選択肢を見ると、ちょっと羨ましく感じるところがあるのかもしれませんね。

フォードは「スタジオ・コレクション・パッケージ」も公開

そして「レトロではなく最新のデザインを」という人に向けて發表されたのが、新しい「スタジオ・コレクション・パッケージ」。

これはフォード・パフォーマンスと、GTの生産を請け負うマルチマチック社との共同にて企画されたもので、シャープな印象を与えるラインが入っていることが特徴。

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マルチマチックのデザインチーフ、ギャレン・ニコゴージャン氏によると、「ストライプとアクセントはスピードへの情熱を表している」とのこと。

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様々なボディカラー、そして様々なストライプのカラーを選ぶことができ、これまでとはまた異なるフォードGTを演出できそうです。

なお、このスタジオ・コレクション・パッケージを選択できるのは2021年そして2022年モデルのみで、40台に限定して提供される、とのこと。

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参照:Ford

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