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アストンマーティンが投資家向けに今後の計画を公開。「ヴァルキリーとDBXに派生モデル」「新型SUV」「フロントエンジン車は全入れ替え」「ヴァンキッシュにはピュアEVも」

2021/03/01

アストンマーティン

| さらに2030年には全ラインナップの90%をエレクトリック化 |

さて、現在経営体制を変更して再建中のアストンマーティン。

ローレンス・ストロール氏の出資を受け入れ、CEOが元メルセデスAMGのトビアス・メアース氏へと交代したことで大きく今後の計画が変わることになり、先日も新型ハイパーカー「ヴァルハラ」のエンジンが(ずっと開発を進めていた)自社開発のV6からAMG製へと変更される可能性が報じられたばかり。

そして今回は投資家に向け、メルセデスAMGとの提携により、2023年以降に10ものニューモデルを発売する、とアナウンスを行っています。

アストンマーティンの新型ハイパーカー「ヴァルハラ」のエンジンが自社製V6からAMG製へ
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フロントエンジンモデルは「フルリフレッシュ」

まずはそのフロントエンジンモデルについて、これは「全入れ替え」。

つまりDBSスーパーレッジェーラ、DB11、DBSが入れ替えられることになりますが、現時点ではその内容は不明です。

フェイスリフトによる「リフレッシュ」なのかフルモデルチェンジとなるのかわかっておらず、しかしよりAMG色が強くなることは間違いなさそう。

加えて「利益の取れる」モデルの開発も検討しており、これはV12スピードスターのような限定モデル、また過去モデルの「復刻」がそれに該当するのかもしれません。

Aston-Martin-Future-Roadmap-2

DBXには派生モデル

アストンマーティンは現在SUV「DBX」を発売したところですが、これは計画通り世界中にて大きな人気を呼んでいます。

そして今回発表された計画では「そのプラットフォームを活用した派生モデルとニューモデル」が示唆されており、つまりDBXの追加モデル、そして新しいSUVが登場するということになりそうですね。

このニューモデルについてはそのシルエットらしきものが公開されており、よりクーペライクなフロントウインドウとリアウインドウ、小さなキャビンを持つ模様。

ここから推測するに、DBXのクーペ版もしくはスポーツカーとSUVとのクロスオーバー的なモデルなのかもしれません。

DBX派生モデルのほうは第3四半期から展開されるようですが、こちらは「中国向けのロングホイールベースモデル」という見方が強いようですね。

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ハイパーカー「ヴァルキリー」の派生も?

最後にはミッドエンジンについても計画が発表されており、「高い利益を獲得できるセグメントを強化」とあるので、ミドシプスポーツについては「ハイパフォーマンス、高価格」を貫くことになりそう。

まずヴァルキリーは今年後半から納車が開始され、第4四半期からはヴァルキリーのバリエーションも展開開始(AMR Pro?)。

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加えてヴァルハラは先日の報道の通り2023年からスタート、そしてヴァンキッシュは予定通りミドシップに入っているものの「オールエレクトリック」という記載が見られます。

これについて、ミドシップエンジンのヴァンキッシュとピュアエレクトリック版ヴァンキッシュとの両方が存在するのか、それともピュアエレクトリック1本に絞るのかはわかりませんが、「2030年にはラインアップの90%を電動化」とも掲げているので、今後を睨んで「ヴァンキッシュはピュアエレクトリック」となるのかもしれません。

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