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めったに売り物が出ない米スーパーカーメーカー「サリーン」のハードコアモデル、S7 LMが競売に。生産わずか7台のみ、予想落札価格は1.4億円

投稿日:2021/04/11 更新日:

めったに売り物が出ない米スーパーカーメーカー「サリーン」のハードコアモデル、S7 LM

| サリーンS7 LMの細部をよく見てみると、予想価格も納得の素晴らしい出来を持っているようだ |

さて、その名はよく耳にするものの、なかなか売り物が出てこない「サリーン」。

もともとはレーシングドライバーであるスティーブ・サリーン氏が設立したチューニングカンパニーではありますが、その後完成車をリリースする自動車メーカーへと成長を遂げており、中でも有名なのが「S7」シリーズ。

今回売るに出されているのはS7シリーズの中でも最もハードコアかつレアな「LM」で、生産台数はわずか7台に絞られています、

サリーン=キムタク?

サリーンS7 LMのベースとなる「サリーンS7」は2010年に発売されたクルマ。

そのインパクトは非常に高く、このクルマの登場によってサリーン=サリーンS7だと認識されるようになったといっても過言ではなさそう(デロリアン=デロリアンDMC-12のような感じ)。

よって、実際にはS7ではなく、S281という、マスタングをサリーンがチューンしたクルマに乗っていたキムタクについても「サリーン”S7”に乗っている」というウワサが流れてしまい、それくらいこのサリーンS7がサリーンのイメージ形成に果たした役割が大きいということになりますね(今でも多くの人が「サリーン」と聞いて連想するのは「S7」だと思う)。

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サリーンS7 LMはこんなクルマ

そこでこのサリーンS7 LMですが、S7をベースにアップグレードが施されたクルマです。

エンジンは7リッターV8ツインターボ、出力はハイオクの場合で1,000馬力、レース用の燃料だと1,300馬力を発生します。

Saleen-S7-LM (8)

見たところ各パネルのギャップがほとんどなく、各部の造形を見るに、その設計・製造技術含め、品質はかなり高いんじゃないかという印象。

Saleen-S7-LM (2)

なかなかサリーンの鮮明かつ詳細の分かる画像は出回らないものの、今回の画像を見るに、かなりよくできたクルマであるようですね。

Saleen-S7-LM (3)

ブレーキは6ピストン対向、そしてホイールは専用の鍛造5本スポーク。

Saleen-S7-LM (9)

リアウイングはカーボン製。

このウイングにかかわらず、サイドシルの造形など、当時としてはかなり先進的なエアロダイナミクスを持つクルマだったと考えられます。

Saleen-S7-LM (6)

サリーンS7 LMのインテリアはこうなっている

そしてこちらはサリーンS7 LMのインテリア。

エクステリア同様、少量生産車とは思えないほどのクオリティを持っており、スパルコ製4点式レーシングハーネス、アルカンターラ巻きのスパルコ製ステアリングホイール、イエローのラインが入るバケットシート、エアコン、リアビューカメラ、キーレスエントリー、Bluetooth内蔵オーディオが装備され、かなり高い実用性を誇る模様。

Saleen-S7-LM (4)

シフトレバーや各パーツの質感はじめ細部の仕上げも悪くなく、しかもタイムレスな雰囲気があるため、これから時が経過しようとも「古く」感じるようになることはないのかも。

Saleen-S7-LM (5)

このサリーンS7 LMの走行距離はわずか482kmにとどまり、おそらくはコレクターが保管していた車両だと思われ、そして驚くことに予想落札価格は最高で130万ドル(日本円で1億4000万円)だとも見られています。

Saleen-S7-LM (7)

ちなみにサリーンは中国進出を目論み、現地企業とともに江蘇賽麟汽車技術集団有限公司なる会社を設立して華々しくデビューイベントを開催しましたが、2020年6月には経営状態が悪化し、中国当局によって施設等を没収されるという憂き目にあっています。

まさに中国ならではのビジネス手法「焼銭」の犠牲になったと言ってよく、つまりイベントの開催等によって実態以上に会社を大きく見せて宣伝を行ったものの、実際の体勢や経営がそれについてゆかなかったということなのかもしれません。

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参照:Bonhams

 

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