| やっぱりマスタングはちょっと弄ればやたら格好良くなる件 |
フォード・マスタングやシボレー・カマロのチューン、そして「S7」といった自社製スーパーカーで有名な「サリーン(SALEEN)」が創立35年を記念し、マスタングをベースにした「SA35マスタング」をリリース。※サリーンS7はなぜかキムタクが乗っていたという噂もあったが、あれはガセ
サリーンは1983年に活動を開始し1984年に設立し、その際に「第一号」としてマスタングのチューンドカーをリリース。
主にフォードの車をチューンすることで知られ、その技術力の高さからフォードから生産を委託されるほどにまで成長し、現在では「自動車メーカー」としての認可も受けています。
なお、フォードはこういった外部のチューナーと良好な関係を築くことが多く、「シェルビー」も同様ですね。
サリーンはレース志向の会社
サリーンはもともとレース活動を目的にクルマをチューンしてきたということもあり、今回のSA35マスタングもそれは同様。
よってハンドリングを重視していて、サリーン製の「レースクラフトRコード」サスペンションを装着。
一方でエンジン本体は手付かずで、しかしオリジナルエキゾーストシステム、サリーン特製のスーパーチャージャー装着によって780馬力へ。
ボディカラーはブラックのみで、これをベースにカンパニーカラーでもあるイエローとホワイトをあしらっており、フェンダー「35周年アニバーサリー」専用デザインで、フロントフードもサリーンオリジナル。
ウイングやその他は「レトロ」を意識したもので、全体的に独特な雰囲気に仕上がっています。
ブレーキキャリパーもイエローに変更され、全体的なまとまりはなかなかナイス。
なお、サリーンは「5年ごと」に記念モデルを発表しているものの、いずれもこのブラック、ホワイト、イエローを使用したカラーリングを用いているそう。
インテリアについてもSA35専用デザインが採用され、やはりブラックにホワイトとイエロー。
マスタングはカスタムしがいのあるクルマ
サリーンは「走り重視」ではあるものの、そのほかにも「外見重視」など様々なカスタムが存在。
マスタングはとにかくカスタムのしがいがある車で、どんなカスタムをも受け入れる懐の深さもあり、そのためチューナーにも人気が高いのかもしれませんね。
こちらはやはりフォードのチューンで有名なヘネシーが製作したカスタム・マスタング。
フォードGTのオプションカラーにヒントを得ています。
こちらはぼくが今まで見たマスタングのカスタムでもっともイケてると思う一台。
英国空軍使用、というちょっと変わったモチーフです。
こちらはクラシック・マスタングですが、その出来栄えはまさに白眉。
アイアンマン役で知られるロバート・ダウニーJr.のカスタムしたマスタング。
クラシックモデルがベースですが、カーボンパーツを使用したり、とイマ風の仕上がりです。