| BMWジャパンは比較的高額な限定モデルを設定する傾向にある |
さて、BMWジャパンが8シリーズ・グランクーペに「コレクターズ・エディション」を追加。
これは6月30日までの期間限定販売モデルで、内外装をBMWのパーソナリゼーションプログラム「インディビデュアル」にて仕上げたことが特徴です。
ボディカラーはBMWのいう”日本の洗練された美意識を感じさせる雅な色彩”を表現した「アヴェンチュリン・レッド」、「タンザナイト・ブルー」、「ドラバイト・グレー」、「アズライト・ブラック」の4色で、車両本体価格は1511万円。
ただしアズライト・ブラックのみが追加費用として21万円が必要となるほか、「特別塗装色のため、レーン・チェンジ・アシストが非装着になる」という注意書きが見られます(ボディカラーによってレーン・チェンジ・アシストが影響を受けるのは意外)。
ボディカラーは「通常よりも多層」
そしてBMWによると、これら4つのボディカラーは「通常よりも多層」とのことで、つまりは深い輝きを得られるパリオクロムっぽい高輝度塗装(マツダのソウルレッドクリスタルメタリックみたいな)なのだと思われます。
グレードやモデルは「840iグランクーペ」のみ、搭載されるエンジンは3リッター直6ツインターボ/335PS。
なお、BMWはこれまでにも「日本の伝統技術と自然」をテーマにした7シリーズほか、いくつかの限定車を発売していますが、これまでの例を見ても、こういったモデルを設定するのは「上位モデルのみ」。
おそらくは富裕層をターゲットに、より付加価値の高いモデルを提供しようということなのだと思われます。
-
ドイツと日本との"技""美"の結晶!BMWと日本の人間国宝とのコラボによる7シリーズ ピュア・メタル・エディション誕生。純銀ワインカップつき、価格は2650万円、限定台数はわずか2台
| とにかく高価だが、価値が高そうな限定7シリーズが登場 | さて、BMWジャパンが限定台数わずか2台、人間国宝とのコラボレーションによる「7シリーズ ピュア・メタル・エディション」を発表。これは人間 ...
続きを見る
ボディカラーのほか、外装における特別装備としては20インチホイール( M ライト・アロイ・ホイール・マルチスポーク・スタイリング729M バイ・カラー)、サイズはフロントが8J×20ホイール+245/35R20タイヤ、リヤが9J×20ホイール+275/30R20タイヤ(いずれもランフラット)、そしてクローム・ライン・エクステリア。
BMW 8シリーズ・グランクーペ・コレクターズ・エディションのインテリアはこうなっている
BMW 8シリーズ・グランクーペ・コレクターズ・エディションのインテリアもまた特別で、「BMW Individual フル・レザー・メリノ・インテリア:アイボリー・ホワイト」に加え「BMW Individual アルカンタラ・ルーフ・ライニング:アイボリー・ホワイト」、さらにはファインライン・コッパー・エフェクト・インテリア・トリム、M スポーツ・シート、Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムが装着済み。
とくにメリノレザーについては南ドイツ産で希少性が高く、傷のない原皮を厳選して表面処理を行わずに豊かな革の風合いを活かしている、とアナウンスされています。
合わせて読みたい、BMW関連投稿
-
BMW M史上もっともハイパワー!M5比で-70kg、+10馬力の最強モデル「M5 CS」発表。欧州では2275万円の設定
| この内容で2275万円はまさにバーゲンプライス | BMWが先日よりティーザーキャンペーンを行っていたニューモデル、「BMW M5 CS」がついに正式発表。BMWはMモデルにつき、「コンペティショ ...
続きを見る
-
BMWと高級ブティックホテルとのコラボ7シリーズが公開!内外装はボタニカルアーティストによって加飾が施される
| あまり知られていないがBMWもカスタムが自在に可能 | BMWはパーソナリゼーション部門「インディビデュアル」を持ちますが、これはマクラーレン「MSO」、ランボルギーニ「アドペルソナム」、フェラー ...
続きを見る
-
BMWが8シリーズに”名前がカッコいい”特別仕様、「ゴールドサンダー」を追加!クーペ/コンバーチブル/グランクーペにゴルードアクセントを追加
| BMWはこのところ「ゴールド」にこだわっている | BMWが8シリーズ(クーペ、コンバーチブルグランクーペ)に名前がカッコいい”ゴールデンサンダーエディション”を追加。ボディカラーはサファイアブラ ...
続きを見る