
| ダッシュボードにはアイルトン・セナの甥と姪のサイン入り |
さて、現在ペンシルバニア州にて、いまだかつて例を見ないカラーリングのマクラーレン・セナが出品中。
もともとのオーナーはマクラーレン・フィラデルフィア(正規ディーラー)からこの車両を新車にて購入しており、装着されたオプションは約2800万円にものぼる、とのこと。
なお、このセナを出品しているのもマクラーレン・フィラデルフィアなので、最初のオーナーが購入元を通じて買い手を募っているということになりそうです。
このマクラーレン・セナの仕様はこうなっている
そして今回販売されているマクラーレン・セナですが、ボディカラーはリキッドシルバーにバートンブルーだと紹介されており、インスパイア元はサーキット走行専用モデル、セナGTRとのこと。
たしかにセナGTRのオフィシャルフォトに使用された車両同様、マクラーレンのパートナーであるリシャール・ミル、デル、ピレリなどのロゴが見られますね。

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ホイールのカラーはサテンローメタル、センターキャップはバートンブルー。
ブレーキキャリパーもブルーです。

マクラーレンの通例を鑑みるに、このブルー部分はステッカーではなくハンドペイントだと思われ、これだけでもオプション価格「数百万円」に登るのは間違いなさそう。

まずリキッドシルバーをペイントし、そこへマスキングを行った後にバートンブルーをペイントしているということになりますが、マスキング部分の段差を消すためにクリアをペイントしてからサンディングを行い、そこからまたクリアを塗装しているものと思われます。

フロント部のリッドを開くと、おそらくは開発や製造、デザインに関わったと思われるマクラーレンのメンバーのサイン入り。

このマクラーレン・セナのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのマクラーレン・セナのインテリア。
カーボン部分はサテン仕上げのクリアにペイント済みです。

シートやステアリングホイール、マットのエッジはライトブルー、そしてステアリングホイールのスポーク部はシルバー仕上げ。
ダッシュボードにはブルーノ・セナ、そしてアイルトン・セナの姪であるビアンカ・セナのサインも入っている、とのこと。

なお、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によるオプション、「プッシュ・トゥ・ドリンク」が装備されています。
これはレース中の(ドライバーへの)水分補給装置ですが、スイッチを押せばドリンクボトルからヘルメット経由にてチューブを介してドリンクが送られてくるデバイスで、そのオプション価格はなんと約78万円。

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