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ブガッティ「2021年第1四半期は、100年以上の歴史の中で最高の受注だった」。なおシロンは300台以上を納車し150台が納車待ち、受注枠はあと50台に

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ブガッティ本社

| あと二年もすればすべてのシロンを納車し「売るクルマがなくなる」ブガッティ。シロン後継は? |

さて、ブガッティが「2021年の第1四半期の販売台数が、ブガッティの歴史上、過去最高になった」と発表。

残念ながら具体的な数字は公表されていないものの、「300台以上を納車した」「さらに150台の受注がある」「残る受注枠は50台のみ」という事実についても触れています。※ブガッティ・シロンは、その派生モデルも含め、合計500台の生産ということが当初から決められている

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ステファン・ヴィンケルマンCEOはこう語る

そしてブガッティCEO(ランボルギーニのCEOも兼任)、ステファン・ヴィンケルマン氏いわく、「コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず、非常に好調な2021年のスタートを切り、これまで以上に多くの受注を得たことは、我々にとっての喜びと誇りに他ならない」。

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実のところ、コロナウイルスの影響を受けずにここまでの受注があったことには驚かされますが、コロナ禍においては「多くの人が、これまでにないほどの利益を得た」ケースも多かったと言われ、そういった人々がブガッティを注文しているのかもしれません。

そのほか、時速483km/hという前人未到の速度を記録した「シロン・スーパースポーツ300+」のデリバリーも今年後半から開始されることにも触れ、「その価格9億6000万円の」10台限定ハイパーカー、チェントディエチについても開発が継続されているとも述べており、ブガッティにとってはしばらくの間、忙しい日々が続くのかもしれませんね。

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「シロン」後継モデルはどうなる?

そして、そこで気になるのが「シロン後継モデル」。

上述の通り、シロンは500台限定なので、あと2年ほどすればすべての受注分をデリバリーしてしまい、「売るものがなくなる」状態に。

これまでの流れだと、当然ここでシロンの後継モデルを発表することになるわけですが、現在は世界中でのエレクトリック化が思ったよりも速く進んでいて、仮にシロン後継モデルを開発し、「500台、もしくは600台」限定にて発売したとしても、現実的に「(2030~2035年には)登録できない」地域や国が出てくるため、思うように販売が進まない可能性も出てきそう。

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となると、ブガッティとしても「先が見えない」状況で、1台数億円もするクルマの販売計画を立てることは非常に難しく、ここでガソリンエンジン搭載のシロン後継モデルを発売するというのはかなりリスキー。

ただ、ブガッティは自社のクルマについて「自動車というよりは芸術品」とも述べており、将来的なコレクターズアイテム化、資産価値の維持を考慮して「販売可能な限りはガソリンエンジンを作り続ける」とも。

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遅かれ早かれガソリンエンジン車は絶滅することになりますが、絶滅してしまうとその価値は(それ以上は生産されないので)一気に跳ね上がることになり、つまりブガッティとしては「直接的な利益」よりも、長期的な「ブランド価値の形成」に重きを置いていると考えていいのかもしれません。

そう考えれば、シロン後継モデルは「ガソリンエンジン搭載車の最後の世代」として登場する可能性があり、エレクトリック化を進めることで「目先の利益を追求する」ほかの自動車メーカーを尻目に、ゆうゆうとガソリンエンジンの終焉を”高みの見物”ということになりそうですね。

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