| ジェネシスはいつの間にかこれで「5モデル」に |
さて、ヒュンダイの高級ブランド「ジェネシス」がはじめてワゴンボディを投入。
なお、ワゴンボディは主に欧州で人気があると言われ、一般にアメリカでは不人気だと言われます(そのため、日本には導入されている欧州メーカーのワゴンであってもアメリカでは販売されていないものもある)。
アメリカでワゴンの人気がないの理由は定かではありませんが、「大は小を兼ねる」というか、SUVを買えばワゴンはいらないということであるようですね。
ベースとなるのはジェネシスG70
なお、この新型ワゴンのベースとなるのはすでに発売済みのセダン「G70」。
ジェネシスはセダンとしてG70とG80、SUVとしてはGV70とGV80を発売しており、婚外のG70シューティングブレークはジェネシスとしては「5番目」のモデルということになりますね。
ライバルとしてはメルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン、BMW 3シリーズ・ツーリング、アウディA4アバントあたりだと目されます。
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ジェネシスG70シューティングブレークのボディサイズはセダンバージョンのG70と同一だとされ、全長は4,865ミリ、全幅1,850ミリ、全高1,400ミリ、ホイールベースは2,835ミリ。
つまりはセダン版のG70のリヤセクションのみを変更したということになりますが、これによってラゲッジスペースはセダンに比較してラゲッジスペースは+40%。
さらには40:20:40の分割可倒式リアシートによって長尺物や大きなものも積載可能だとされています。
正直言うと、セダンよりもこちらのほうが(リアにボリュームがあるため)格好いいんじゃないかと思えるデザインを持っているようにも(ぼくは、パナメーラについても、セダンよりもワゴンボディのスポーツツーリスモのほうが格好いいと思う)。
フロントもセダン/シューティングブレークともに全く同じデザインを持ち、ジェネシス特有の「二本」線をモチーフにしたデイタイムランニングランプを持っています。
フロントフェンダーサイドのダクト(ギル)の中にも二本線。
ロングルーフ感を演出するルーフスポイラーも。
ジェネシスG70シューティングブレークのインテリアはこうなっている
そしてこちらがジェネシスG70シューティングブレークのインテリア。
やはりセダン版のG70と同じ仕様とデザインを持っています。
独立型インフォテイメントシステム、HVACコントロールも。
センターコンソール、ギアセレクター、カップホルダー、3本スポークのマルチファンクションステアリングホイールもG70と同じ。
金属風の加飾が多く見られますが、実際にはどれほどのレベルにあるのか(安っぽいのか、それとも高級なのか)はちょっと気になるところで、実際に見てみたいといつも思います。
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