| ブレーキを思いっきり踏んだものの、どうやら間に合わなかったようだ |
あまりにも不幸としかいいようがないが、人的被害がなかったのがまだ救い
さて、オーストラリアのサーキットにて、ロータス・エキシージ・スポーツ410の新車が、フォード・トランジット(バン)と正面から衝突するという事故が発生。
これは(サーキットの)コース上で起きたものではなく、そして画像だけを見ると「フォードのバンがロータス・エキシージに乗り上げた」ように見えるものの、実際には「停まっていたフォードのバンに、ロータス・エキシージが正面からぶつかり、下に潜り込んだ」のだそう。
まさかこんなことになろうとは
実際のところ、ロータス・エキシージの後ろには(ブレーキをかけた跡が)ブラックマークとして残っており、このエキシージのドライバーはなんとか停まろうとし、しかしブレーキが間に合わずにかなりのスピードでフォードに突っ込んでしまい、そしてもともと低い車高に加え、急ブレーキによってノーズダイブ状態になったために「下に潜り込んでしまった」ということになるかと思います(画像の投稿者によると、ピットから出た際に滑ってしまいコントロールを失ったとのこと)。
なお、エキシージの横に映っている老人がそのドライバーなのかどうかはわかりませんが、「あ・・・」という表情と姿勢からして、この人がエキシージを運転していた可能性が高そうです。
さらにこのロータス・エキシージは「新車」
加えてこのロータス・エキシージは買ったばかりの新車で、今回が「初走行」であったといい、いかに慣れてなかったといえど「とんだ災難」ということに。
画像だけでは損傷度合いがわからないものの、そうとうなスピードで衝突したことは間違いなく、その際のインパクト、そしてフォードの重量によって潰れたフロントを見るに、もしかしたら「廃車」となるほどの損傷を受けている可能性もありそうですね。
ロータス・エキシージ410スポーツとは
エキシージ410スポーツは「エキシージ・カップ430とエキシージ350との間」に位置するモデルですが、エンジンはエキシージ・カップ430と同じ3.5リッターV6(スーパーチャージャー)、そしてオイルクーラーや容量の大きなクラッチはエキシージ・カップ430譲りとなっており、トランスミッションは6速クロスレシオを採用、0-100キロ加速は3.3秒。
シャシー、サスペンションもエキシージ・カップ430から譲り受けたもので、サスペンションはカップ430のものを公道走行にも適したように調整した3段階調整式が採用され、アイバッハ製のアンチロールバーも標準装備されています。
装着されるホイールは超軽量鍛造アルミ、タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2、ブレーキはAPレーシング製(フロントは4ピストン、ブレーキローターは2ピース構造)。
そしてやはり最大の特徴は「軽量化」であり、チタン製のフルエキゾースト・システム(標準のエキゾーストに比べて10キロ軽い)等の採用によって、エキシージ・スポーツ410の重量は1054キロに。
つまりは「エキシージ・カップ430ほどスパルタンではないものの、限りなくエキシージ・カップ430に近い仕様を持つ」モデルであり、オーストラリアでは年間数台レベルしか登録されていない、と報じられています。
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参照:Reddit