| FJ40の本格的なレストモッドは1000万円以上かかるらしいが、それでもけっこうな人気があるようだ |
ランドクルーザーは最新世代のみではなく、どの世代でも人気が高い
さて、ロサンゼルスのショップ、ICON(アイコン)によってレストモッドされたトヨタ・ランドクルーザー(FJ40)が中古市場に登場。
このFJ40のレストモッドにあたり、ICONはいったん車体からドライブトレインすべてを取り外し、そのうえで2.8リッターディーゼルターボ+5速マニュアル・トランスミッションを搭載することに。
更にボディパネルは「ロッキーマウンテングレー」にペイントされ(マット仕上げ)、ホイールは17インチサイズのアメリカンレーシング、タイヤはBFグッドリッチ製のオールテレインへ。
細かい部分も現代風へアップデート
このFJ40については細部に至るまでしっかり手が入っており、ヘッドライトはHella社のハロゲンへ、そして前後にはアディショナルランプが装着され、新しくデザインされたフロントバンパーにはWARN製ウインチが内蔵されています。
ソフトトップには3層構造を採用し、遮音性や遮熱性を高めて快適性を向上させている、とのこと。
ソフトトップを取り外すとこう。
ロールバーに上にはラック、ウインドウにはネットを取り付けることができるようですね。
販売情報に記載はなされていないものの、ブレーキやサスペンションも現代水準の製品にアップグレードされているもよう。
エンジンルームも美しくレストアされ、インテークやラジエターは新設され、マスターバッグはまるで新品同様に見えます。
バッテリーは一世を風靡した「ドライバッテリー」のようですね。
このFJ40のインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのFJ40のインテリア。
シンプルではあるものの、美しく、そしてシックにカスタムされています。
ブラックレザーにマットブラック、そしてボディカラー同色ペイントに加え、シートセンターにはグレーのファブリック、そしてカーペットもグレー。
目立たないように衛星ラジオ、パワーアンプ、ipod入力つきのアルパイン製ステレオ、偏光サンバイザーも付属しており、かなり実用的な仕様を持っているように思います。
なお、アメリカ西海岸ではFJ40のカスタムがけっこう人気だと見え、ちょっと前にもトム・ハンクスがカスタムしたランクルが売りに出されて話題になったばかり。
そして旧世代のランドクルーザーを専門的にカスタムする「FJカンパニー」なるショップもあり、今後も様々なレストモッドが登場することになりそうですね。
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