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三菱がパジェロを製造していた工場と建物を大王製紙に売却!パジェロ製造工場は今後ティッシュペーパー(エリエール)とトイレットペーパー、紙おむつを作ることに

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三菱がパジェロを製造していた工場と建物を大王製紙に売却!パジェロ製造工場は今後ティッシュペーパー(エリエール)とトイレットペーパー、紙おむつを作ることに

| 同じ製造業へとパジェロ工場が売却されたことで、雇用が維持できることになりそうだ |

自動車工場が製紙会社へと売却されるのは極めて珍しい

さて、三菱は日本国内向けのパジェロを2019年8月に終了させており、その後海外向けのパジェロを細々と生産していたものの、それもついに2021年上半期に終了したと報じられています。

そしてこのパジェロを製造していたのは岐阜県坂祝町の「パジェロ製造株式会社(三菱自動車の子会社)」ですが、ここではパジェロ以外のモデルも製造していたものの、それら他モデルの生産は愛知県岡崎市の岡崎工場へと移管され、ついにこのパジェロ製造株式会社の工場が閉鎖されることが決まっていたわけですね。

パジェロ製造工場の買い手は大王製紙

そして今回、大王製紙が「パジェロ製造株式会社の本社と工場を取得する」と発表していて、その取得金額は40億円にのぼり、すでに売買契約も締結済みだと報じられています。

なお、大王製紙は当然ながらここで自動車を製造するわけではなく、コロナウイルスのパンデミック以降に需要が高まったティッシュペーパーのほか、トイレットペーパーや紙おむつを(2024年以降から)製造するといい、取得する約15万2600平方メートルの土地、そして延べ床面積約11万8500平方メートルの建物を有効活用することに。

今回大王製紙がパジェロ製造の工場を取得した理由としては、上述のような需要の高まりもありますが、大王製紙可児工場から近い位置(約5キロくらいしか離れていない)にあり、こちらとあわせての「生産・物流の効率化」が可能と判断したためなのだそう。

大王製紙はパジェロ工場の建物はそのまま(壊したり建て替えることなく)再利用するといい、しかし新しい生産設備を設置することになると思われ、新規従業員も採用することになるようですね(もしかすると、いったんは退職した元パジェロ製造の従業員やパートさんたちが再雇用され、今後はパジェロではなくティッシュペーパーやトイレットペーパー、紙おむつを作ることになるのかもしれない)。

パジェロ製造はピークには17万台を生産していたが

報道によれば、パジェロ製造は、1943年に岐阜市で設立された航空機部品製造の東洋航機が前身になっているといい、1976年に現在の場所へと移転したのち2003年には三菱の子会社に。

一方パジェロは1982年に発売され、高い悪路走破性に加え都会的な雰囲気を持っていたことから幅広い支持を集め、一時はランドクルーザーすら寄せ付けない人気を誇ったほど。

そしてこのパジェロ製造はピーク時に年産17万台を誇ったといいますが、2019年には6万3000台に落ち込んでおり、カルロス・ゴーン前会長の積極的な拡大戦略の結果、固定費が高騰し、収益を圧迫する事態に直面しています。

ちなみに三菱全体の(日本での)生産量は年々減少しているといい、2021年だと生産台数はわずか40万台にとどまっていて、このパジェロ製造工場の売却は「お荷物」となっていた資産のひとつ。※生産量が減っているのは、車種削減や販売不振といったこともあるが、生産拠点を海外に移していることも無関係ではない

よって三菱は間接部門の人員削減や、日本の製造工場で働く650人の従業員に早期退職を勧めるなど固定費を削減していたものの、ついにパジェロ製造工場を売却した、というわけですね(従業員の3分の1近くが社内で別のポジションに配置転換され、さらに3分の1が他社に就職し、250人強が早期退職の申し出に応じた)。

なお、地元は雇用維持のため、製造業への工場売却を要望していたそうですが、それがうまく落ち着いたということにもなりそうです(住宅地になってしまうと雇用が発生しない)。

ちなみに大王製紙はティッシュペーパー(エリエールが有名)とトイレットペーパーの国内トップメーカーで、昨年はパンデミックによる販売増で月産4万トン以上能力を増強しており、今回のパジェロ製造工場取得によってさらにその地位を固めるということになりそうです。

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参照:読売新聞オンライン

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JUN

人生において戻せないもの、それは4つ。「失われた機会、過ぎ去った時間、放たれた矢、口から出た言葉」。とにかくチャレンジ、しかし紳士的にありたいと思います。

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