| Facebookにて公開された画像では「見えてはならないもの」が写っているようには見えないが |
おそらくは相当に「凶暴な」顔つきになるだろう
さて、BMWが今年のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ(5月20日から22日に開催)でデビューする予定のハードコアモデル「M4 CSL」のティーザー画像を公式Facebookページに掲載(ただし現在はなぜか削除されている)。
掲載された画像を見ると、フロントにはM5 CS同様にイエローの発光色を持つデイタイムランニングランプ(これは国や地域によってカラーが変更される可能性がありそう)、そしてリアにはおそらく有機ELを使用したと思われるテールランプが採用されており、通常のM4とは異なる印象を持つことがわかります。※先代M4 GTSにも有機ELテールランプが採用されていた
まだまだその姿は明らかにならない
今回の画像を注意深く観察すると、ボンネットのセンターには太いストライプが入っているように見え、リアだとトランクフード後端が大きく盛り上がり「ダックテール」形状を持つことがわかりますが、パワートレイン同様にその多くは謎に包まれたまま(これまでのスパイフォトを見るに、バーチカルキドニーグリル内部のスラットはY字形状となりそう)。
あくまでも予想ではあるものの、搭載されるエンジンはM4コンペティションに搭載される3リッター6気筒ツインターボをパワーアップしたもの(547馬力というウワサも)が積まれると見られ、さらにリアシートが取り外されるなどの軽量化対策がなされるうえ、当然足回りもガッチリ固められることでサーキットにおける速さを極限まで追求するといわれます。
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今年はBMW M50周年
なお、今年はBMW M部門(現在はM社として独立)創立50周年ということもあって多数のニューモデルが発表される予定となっており、すでに”待望の”M部門専売となるXMもワールドプレミア済み。
さらにはM3初のワゴンボディを持つM3ツーリング、そしてこのM4CSLの発表が控えているものの、一説では(地域限定で?)M4 CS、M3 CS、M4 GT/Hなるモデルも登場するという話も(さすがにこれらすべてが登場するとは考えにくい)。
おそらくは(すべて登場するにしても)M3ツーリングを除くとすべて限定販売になるかと思われますが、その限定台数や販売方法については一切わからず、しかしM3 CSについては「期間限定受注」販売になるという話もあるようですね。
現時点では何もかもが不透明ではあるものの、ひとまずは痕あと2週間ばかり先に迫ったM4 CSLの発表を待ちたいと思います。
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