| なぜ「最悪の結果が容易に予想できる」ことをやろうとする人々がいるのかはわからない |
いずれにせよ、この従業員は高い代償を支払うことになりそうだ
さて、現在世界中にて新型フェアレディZへの注文が殺到し、日本では一時的に受注停止、そして米国でも当面の間は「実績に応じて」しかディーラーへと新型フェアレディZを回さないようですが、今回はプエルトリコのディーラーが貴重な新型フェアレディZをドリフトさせて(例によって失敗し)破損させてしまったと報じられています。
この事件は現地の日産正規ディーラーの敷地内で発生したものだと報じられており、ディーラーのスタッフが雨の日に「ちょっとこのフェアレディZでドリフトしてみるか・・・」と考えてその敷地内でチャレンジを行うもコントロール不能に陥り、結果として(敷地内に置いてあった)トラックに衝突し、かくも無惨な姿となっています。
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さらに間が悪いことに、このフェアレディZは受注済み
なお、さらに状況を悪化させているのが、このフェアレディZがすでに受注済みで、顧客への納車を待っていた個体だということで、つまりディーラーのスタッフは納車前に顧客のフェアレディZで勝手に無茶を行い破損させ、結果として納車できない状態にしてしまったわけですね。
今回Facebookに公開された動画を見るに、フロントバンパー、ヘッドライトが破損し、ボンネットは(衝突時の歩行者保護のため?)持ち上がり、ドア、ドアミラー、リアフェンダーなど報範囲にわたって左側面を破損しています。
フロントタイヤの角度が不自然なところを見るとおそらくはサスアームも曲がっているものと思われ、サイドエアバッグも展開しているので、それなりの速度が出ていたのかもしれません。
このフェアレディZは初回限定モデルの「Proto Spec」ではありませんが、オーナーは上位グレードの「パフォーマンス」を選択しており、もちろんそれなりのこだわりと思い入れをもって購入していると思われるので、この状況はとうてい受け入れがたいものだと思われます。
破損度合いを見るに修復は可能だと思われるものの、オーナーとしては「新車購入なのに事故車」の納車を了承するわけにはゆかず、ディーラーとはなんらかの話し合いが持たれることになりそうですね。
日産ディーラーが納車前に破損させてしまった新型フェアレディZの動画はこちら
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