| スバルはキャビンを絞り込み、車体上部をコンパクトに見せる手法を採用するように思われる |
いずれにせよ、スタイリッシュなワゴンとなるのは間違いなさそうだ
さて、スバルが6代目となるフルモデルチェンジ版スバル・インプレッサをロサンゼルス・オートショー(2022年11月18日から27日まで開催)にてデビューさせると発表し、同時に一枚のティーザー画像を公開しています。
新型インプレッサについてはほぼ情報がなく、しかし9月15日にワールドプレミアされた新型クロストレックと多くを共有する可能性が大。
そしてこれまでのインプレッサとクロストレック(旧XV)との位置関係が変わらないのであれば、新型インプレッサは「スマートな都市型クロストレック」とも言えるクルマになるのかもしれません。
プラットフォームはもちろん「スバル・グローバル・プラットフォーム」
新型インプレッサについて、公式にアナウンスされたわけではないものの、そのプラットフォームは「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」でまず間違いなさそう(それ以外の選択肢は考えられず、そもそもスバルには準備がない)。
これは5代目インプレッサとともに2016年に初めて導入されたものですが、この6年間で熟成を極めており、構造用接着剤の多用、ストラット部分の剛性強化といった改良が盛り込まれ、より強固に、そして振動を抑えてより静かで快適に。
新型インプレッサに搭載されるパワートレインは2.0リッターハイブリッドボクサーパワートレイン、つまり「e-BOXER」と考えるのが妥当であり、仕様地によっては2.5リッター自然吸気、あるいはもっと小さい排気量のエンジン等を搭載する可能性も囁かれています。
新旧スバル・インプレッサを比較してみた
そこで今回公開されたサイドビューについて新旧インプレッサを比較してみたいと思いますが、まずこちらは現行インプレッサ。
そして現行インプレッサに新型インプレッサのシルエットを重ね合わせるとこう(新型インプレッサのシルエットはわかりやすいよう、イエローに変更している)。
ざっと見たところ、新型インプレッサはノーズとボンネットが低くなり、Aピラーの位置が後退し、ルーフ前半の高さがやや低くなっているもよう。
さらに新型クロストレックではキャビンが(正面から見たとき)上方に向かって絞り込まれているように見えるので、新型インプレッサでも同様のデザインを持つと考えてよく、キャビンをコンパクトに見せ、かつロングノーズ感を演出することで優雅かつスポーティーなルックスを実現するのかもしれません(マツダが好んで採用する手法でもある)。
いずれにせよ、後二週間ほどで新型インプレッサが公開されるということになり、その発表を楽しみに待ちたいところでもありますね(プロのラリークロスドライバー、かつスケートボーダーのバッキー・ラセックと彼の娘のパリスが、特別ライブストリームにてお披露目することになるとアナウンスされている)。
参照:SUBARU