| やはりその姿はワイルドそのもの、完全に「新種」と捉えたほうがよさそう |
現時点では価格や限定台数については一切が不明
さて、ランボルギーニはオーナー向けのアプリ「UNICA」をリリースしていますが、それに登録しておくと様々な情報を得ることが可能です。
具体的にはニューモデルの案内や情報ということになりますが、今回はランボルギーニ最後の「ガソリンオンリー」モデルにしてウラカン最後のバリエーション「ステラート」のティーザー画像、そして11月30日の午前9時(CEST)に発表が行われることが案内されています(実車のお披露目は12月1日より開催のアートバーゼルにて)。
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新型ランボルギーニ・ウラカン「ステラート」は11月30日に発表!公開はアートバーゼルにて行われ、「なぜアートイベントにてお披露目するのか」を考えてみた
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今回のティーザー画像はカモフラージュなし
なお、これまでにもウラカン・ステラートのティーザー画像そして動画はいくつか公開されているものの、今回リリースされた画像は「カモフラージュなし」が新しいところ。
見たところこれまでに目撃されたプロトタイプとは大きな相違はないようですが、やはり大きく張り出したオーバーフェンダーが目立ちます。
加えて、このオーバーフェンダーはリベットにて固定されており、そしてフロントバンパー上にある六角形のライトポッドも「リベット留め」という演出がなされていて、全体的にワイルドさを感じさせるつくりとなっていますね。
新型ランボルギーニ・ウラカン・ステラートは「スーパースポーツカーの新しいセグメント」
なお、ランボルギーニはウラカン・ステラートについて「スーパースポーツのあり方を再定義」「新しいセグメントを創出する」と語っており、このクルマが従来の分類に属しない新種であることも強調。
現在ランボルギーニはフォルクスワーゲングループに属しますが、フォルクスワーゲングループはかなり前から「スポーツカーとオフローダーとのマッシュアップ」に対して強い興味を持っていて、フォルクスワーゲンブランドからは「コンセプトT」を発表したり・・・。
アウディからは「ナヌーク」、そして・・・。
イタルデザイン(ランボルギーニが株式を所有している)からはパルクールが発表されたことも。
さらにポルシェは「911ダカール」を発表すると予告しており、こういった過去を見ると、ヴォルクスワーゲングループは他のブランドや自動車メーカー(グループ)に比較し、オフローダーに対して強い興味を持っていることもわかります。
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ポルシェが新型911ダカールのティーザー画像を公開し11月15日に発表すると予告!どうやら単に車高を上げただけではなく本物のオフローダーとして開発されたようだ
| 開発は世界中の悪路にて進められ、相当にコストが掛かっていることは間違いなさそう | おそらくそのぶん価格も安くはない さて、長らくウワサとなっていたポルシェ911のオフロードバージョン「911ダカ ...
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参考までにですが、ランボルギーニは過去に「ハラマのオフロード版」を製作したことがあり、ぼくとしては、ウラカン・ステラートがコンセプトモデルとして発表された際のイメージカラー(オレンジとブラック)はこのハラマを意識していたんじゃないかと思ったり。
そしてこちらが2019年に発表されたウラカン・ステラート・コンセプト。