| 4シリーズのようなインパクトはないが、それはもちろんユーザー層や使用環境を考慮してのことだろう |
おそらくピュアエレクトリック版の「i5」はガソリン版の5シリーズを超える人気を獲得か
さて、BMWはフルモデルチェンジ版となる5シリーズ、そしてそのピュアエレクトリック版のi5をリリースすべく準備を進めているところかと思いますが、公式発表に先駆けてi5の公式フォトと思われる画像がリーク。
おそらくは公式サイトのトップに掲出されるヒーロー画像かと思われ、そして先日はリヤを捉えた画像が流出し、今回は「フロントのデザイン」がわかる画像が出回ったため、新型i5についてはほぼその全容が明らかになったと考えて良さそうです。※もともとこの画像を掲載した有名リーカーのインスタグラムからはすでに画像が削除されている
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新型BMW5シリーズは比較的クリーンなルックスに
そこでこの新型BMW i5の画像を見てみると、ピュアエレクトリックモデルということもあるかと思いますが「かなり」クリーンなルックスを持っています。
M3やM4、4シリーズやiXに備わるジャンボキドニーが見当たらず「普通の」グリルサイズにとどめられていて、これはBMWが以前に述べたとおり「キドニーグリルは、そのモデルの客層とキャラクターにマッチしたデザインと仕様を備える」ということを実現したためだと思われます。
これはつまり、4シリーズやXM、iXはトンがった人が買うクルマなので「普通」のデザインではそういった人々を満足させることはできず、しかし3シリーズや5シリーズは不特定の多数の人が購入したりビジネスユースに供されることがあるために比較的普通(低刺激)にとどめるといった意図。
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たしかに5シリーズでは法人需要も少なくはないものと思われ、しかしもし取引先が「ジャンボキドニーを備えた」押し出しの強い5シリーズでやってきたとしたら、ちょっと「うっ」となるかもしれません。
リークされた新型BMW i5は「M」バージョン?
なお、今回の画像を見るに、シンプルながらもややアグレッシブなエアインテークを持つので、これはi5ながらも「Mバージョン」だと思われ、となるとガソリンエンジン搭載版のM5もこれに近いルックスとなるのかも。
ちなみにですが、2022年にもっとも売れた「M」モデルは「i4 M40」だというので、新型i5のMバージョンも高い人気を誇ることになるものと思われます。
加えて、新型i5 / 5シリーズではセダンボディに加えて「ツーリング(つまりワゴン)」も登場するとされ、現行モデル以上に高い人気を誇ることになりそう。
なお、全体的に見て、新型BMW i5はシンプルでクリーン、そして一部に「折り紙のような」エッジを確認できますが、これは次世代BMWのデザインを象徴するという「iヴィジョン・サーキュラー・コンセプト」、そして次世代EVシリーズ”ノイエクラッセ”につながるという「iヴィジョン・ディー・コンセプト」に近いルックスを持ち、つまり新型BMW i5は新しい世代への橋渡し的な役割を担うのかもしれませんね。
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参照:TheSupercarBlog