| リークがなされたのちになんらかの正式情報が公開されるというのは「BMWあるある」のひとつ |
まだまだこのノイエクラッセXは「市販モデルそのまま」ではない
さて、BMWが発表を目前に控えた ノイエ クラッセ Xのティーザー動画を公開。
この動画からはフロントに装着される「縦に細長い」キドニーグリルのデザイン、そしてこれが光ることを確認可能。
加えて横方向のスラットがキドニーグリル左右に伸びていることもわかりますが、これは1970年代あたりのBMWの持つデザインの再解釈だと考えていいかもしれません。
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新型BMW ノイエ クラッセ Xはすでにその姿がリーク済
なお、このノイエ クラッセ Xについてはつい昨日その姿がリークされており、そしてリークが多いのは「BMWのお約束」。
そのスタイリングはシンプルかつシャープで、XMの影響を受けつつも、最近の自動車業界のデザインにてよく見られる「建築物的な」雰囲気も見られます。
ちなみにこもノイエクラッセXのフロントグリルにつき、BMWが2019年に発表したBMW2200 ti ガルミッシュ(Garmisch。1970年にベルトーネがデザインしたコンセプトカー)を連想させるように思いますが、細いピラー、明るい室内といった共通点もあり、BMWは全般的に「70年代への回帰」を目指すのかもしれません。
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なお、このノイエクラッセXについては「コンセプトカー」としての発表であり、よって実際の生産モデルではなく、そして生産時期も少し先になることには注意を要しますが、非常に期待されるニューモデルのひとつでもあり、まずは間もなく行われるBMWからの正式発表を待ちたいところですね。
BMW ノイエクラッセXの最新ティーザー動画はこちら
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参照:BMW Group, cochespias1