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ランボルギーニが1998年以来はじめてエンブレムを変更。文字と雄牛が大きくなってシンプルに。ちなみに今まではこういった変遷を行っている

2024/03/29

ランボルギーニが1998年以来はじめてエンブレムを変更。文字と雄牛が大きくなってシンプルに。ちなみに今まではこういった変遷を行っている

| 新しいランボルギーニのエンブレムは「革新性と決意を体現する新たな段階へ差し掛かったことの象徴」 |

時代の変化に合わせてシンプルに、そしてもちろん「デジタル対応」

さて、現在多くの自動車メーカーやブランドがエンブレムの変更を発表しており、直近だとポルシェ、シトロエン、ランチアなどがそのエンブレム(ブランドロゴ)を刷新しています。

そして今回、ランボルギーニもまた1998年のアウディによる買収以来「はじめて」そのエンブレムを変更すると発表しており、その変更の方向性は「勇敢」、「予想外」、「本物」という3つの価値観。

加えて「Driving Humans Beyond」というコンセプトにより、常に限界、基準、慣習を超えることについても言及しています。

新しいランボルギーニのエンブレムは「よりシンプルに」

今回発表された新しいエンブレムは「よりシンプルに」という要素も考慮され、これはもちろんWEB上でのみやすさ、様々な媒体において掲示する際の識別性の高さを意識したもの。

よってコントラストが高くシャープなデザインへと変更されていて、これはMINIやシトロエン、ボルボと同じ方向ということに(一方、ポルシェ、ランチアなどはより精緻で立体的に変更されている)。

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変更点としては「以前のものよりも幅広く”Lamborghini”文字が表現され、雄牛が大きくなり、ミニマルでありながら大胆な色づかいに」。※スマートフォンで見た際のアイコンなどより識別性が高まった

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”色”に関しては、ランボルギーニの明確なアイデンティティを象徴するカラーとしてブラックとホワイト、そしてゴールドカラー(もしくはイエロー)が導入され、ランボルギーニによれば、この新エンブレムはWEBや印刷物のみではなく、将来の車両にも反映される、とのこと。

ちなみに(今回は公開されていないものの)今後、デジタル上では「シールド部分なしの雄牛だけ」の表示が近年のランボルギーニとして”はじめて”なされることになるともアナウンスされています。

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今回のエンブレム変更につき、持続可能性と脱炭素化に重点を置いたランボルギーニの新たな軌道を具体化する中期戦略「ディレッツォーネ・コル・タウリ」推進の一環として行われ、 その目的は「将来の世代との強固な協定を結び、イノベーションと持続可能な進歩のインスピレーションとモデルとなること」。

これを念頭に置くことでランボルギーニは、そのクルマだけでなくコーポレート アイデンティティ全体に関わる変化を実施しており、これにより会社の文化と価値観に影響を与え、あらゆる面で新たな表現が見られることになるのだそう。

なお、今回公式にコメントされていないものの、新ロゴ表示の際に用いられる「サウンドロゴ(コーポレート・ボイスとも。これがあるとブランド認識率が3倍になると言われる)」も一新され、ガソリンエンジンのサウンドを取り入れることでランボルギーニのなみなみならぬ決意、電動化時代に対するランボルギーニの姿勢を示しているようにも感じます。

ランボルギーニはこれまでにこんなロゴの変遷を迎えてきた

そこでこれまでのランボルギーニのエンブレムに「変遷」を見てみると、1963年~1972年当時だと「ブラックとレッド」の配色。

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1972年から1974年にはブラックとゴールドへと変化し、「LAMBORGHINI」文字にゴールドの帯が付与されまることに。

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1974年(ロセッティ/レイマー時代)から1998年ではモノクロになりますが、ある意味で今回の新エンブレムはこれに近いのかもしれません。

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1998年(アウディ傘下)から現在採用されているエンブレムへ。

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そして次世代エンブレムはこう。

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参照:Lamborghini

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