| パーツの自作、ガラスのカット、エンジンの加工など相当に手間のかかった製品であることは間違いない |
フェラーリはパーツだけになっても使い道があるという好例である
さて、先日は北米有数のカーコレクター、マイケル・フックス氏のガレージを紹介しましたが、今回はそのマイケル・フックス氏の自宅に置いてあるフェラーリ・テスタロッサのエンジンを再利用したコーヒーテーブルが動画に登場。
なお、フェラーリのエンジンをテーブルに転用する例は(フェラーリコレクターの間で)少なくはないものの、このテーブルはそれらの中でも群を抜いて「カスタム度合いが高い」ものとなっています。
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ちなみにこちらがマイケル・フックス氏本人。
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フェラーリ・テスラロッサのエンジンを使用した「カスタムテーブル」はこんな仕様を持っている
そしてこちらがスタロッサのエンジンを使用したテーブルですが、天板がエンジンの形にあわせてくり抜かれ、そして4辺にはファセットカットが施されるなど相当に凝った作りを持っています。
見たところエアクリーナーボックスやヘッダーには加工が施され、表面にはポリッシュ加工が用いられているようですね。
ちなみにテスタロッサに搭載されるエンジンは「180度V12(水平対向エンジンとは異なってクランクピンが同位相)」、排気量は4,943cc、出力は380馬力。
プラグコードも取り付けられ、それらがまとめられるなど様々な加工が施されているもよう。
一方でディストリビューターなどがむき出しとなっており、V12エンジンの鼓動が聞こえてきそうな勢いですね。
トップも研磨され「Ferrari」「Testarossa」の文字が誇らしげに。
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そしてこの台座部分は完全にオリジナルにて製作され、フェラーリ愛が強く感じられるデザインとなっていますが、おそらくこの「ポリッシュ仕上げ」はマイケル・フックス氏の好みなのだと思われます(同氏の車両にもポリッシュ仕上げのホイールが装着されていることが少なくない)。
そしてステーにも「Ferrari」「Testarossa」。
フェラーリ・テスタロッサのエンジンを使用したコーヒーテーブルを紹介する動画はこちら
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