Image:NOVITEC GROUP(YouTube)
| フェラーリ296N-Largo生産予定台数の15台はすでに完売済み |
おそらくはこのフェラーリ296N-Largoのオープン版も追加されるものと思われる
さて、ノビテックが先日予告していたフェラーリ296GTBのチューニングプログラム「フェラーリ296N-Largo」を正式発表。
同社において「N-Largo」はチューニングプログラムの最上位に位置しており、今回はこれまでの(296GTBのチューニングプログラムの)内容に対し、この「N-Largo」が追加されたということに。
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ノビテック フェラーリ296N-Largoはこんなクルマ
そこでこのフェラーリ296N-Largoを見てみると、まず最大の特徴であるボディキットは「13センチのワイド化」がなされ、フロントには、新しいバンパー、カーボンファイバー製のルーバーが取り付けられたフェンダー、ボンネット上のカーボンエアロ ブレードなどを確認可能。
さらにドアミラー、サイドスカートも新デザインへと入れ替えられています。
リアフェンダーも大きく拡大されリアバンパーとリアディフューザーの形状も変更され圧巻はやはりこのリアウイング(ウイングレス / ダックテールテールエンドも選択できる)。
そのほか車高もダウンしホイールも交換されていますが、さすがノビテックというか出力が38馬力向上し868馬力に達しているのは注目すべき点であり、しかしそのあたりのチューナーではハイブリッドカーの出力向上を行うことは非常に難しい行為であるとも考えています。
もちろんノビテックはエレクトリックモーターやバッテリー、インバーターなどハイブリッドコンポーネントそのものに手を入れはいないものの(つまり2.9リッターV6ガソリンエンジンのみのパワーアップ)、それでも全体のバランスが変化することを考慮すると「思い切った」アップグレードだと言えそうですね。※0-100km/h加速や最高速については公表されていない
なお、このフェラーリ296N-Largoの生産台数は15台のみに限られていますが、すでに「完売」だと伝えられ、発表と同時に「完売」がアナウンスされているところをみるに、企画段階からすべての生産枠にオーナーが割り当てられていたのかもしれません。
ノビテックがフェラーリ296N-Largoを紹介する動画はこちら
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参照:NOVITEC GROUP(YouTube)