やはりポルシェファンの熱量は違うな・・・。ポルシェが911カレラRSR風のエスプレッソメーカーを限定販売、わずか8時間で完売する

Image：Porsche

｜　このエスプレッソメーカーはラ・マルゾッコによって製造され、その”性能”は確かなものである　｜

やはりポルシェのブランドバリューは絶大としか言いようがない

さて、ポルシェは傘下に「ポルシェデザイン」を収め、これまでに展開してきた「ドライバーズコレクション」との統合によって様々なライフスタイル製品を公開していますが、今回新製品としてエスプレッソマシンを発売し、なんと8時間で予定台数を完売することに。

このエスプレッソマシンはラ・マルゾッコとのパートナーシップによって製造され、見ての通り（911カレラRSRにインスパイアされた）マルティニ・レーシングを模したカラーを持っており、限定数量911台、その価格は6,949ドル（現在の為替レートにて約106万円）に設定されています。

ポルシェ×ラ・マルゾッコとのコラボ「エスプレッソメーカー」はこんな仕様を持っている

そこでこのエスプレッソマシンを見てみると、まずモデル名は「リニア・マイクラ（Linea Micra）」、そして日本だと（ポルシェとのコラボモデルではないラ・マルゾッコ単体の製品で）130～150万円くらいにて販売されており、よってこのポルシェとのコラボレーションモデルは（ポルシェのブランドバリューを考慮すると）お買い得な品なのかもしれません。

ラ・マルゾッコの製品は基本的に「業務用」として捉えられており、よってこのポルシェ×ラ・マルゾッコ リニア・マイクラもプロ仕様のスペックを持っていて（通常版リニア・マイクラと同じ仕様と機能）、業務利用に耐えうる温度安定性と統合グループヘッドを備えます。

そしてこのエスプレッソマシンにはポルシェのDNAがいくつか組み込まれ、例えば（上の方にある2つの）回転四季ノブは現代のポルシェのステアリングホイールに装着されるドライブモードセレクターから派生したもので、圧力表示はクラシックポルシェの回転計を模しており、ドリップトレイには「ポルシェGT3ツーリングからインスパイアされた」グリッドが見られます。※限定モデルであることを示すシリアルプレートも装着される

ただ、このエスプレッソマシーンが完売したと言っても、それはこの「マルティニカラー」のみの話であり、通常モデル（スレートグレー）はまだ6,555ドルにて入手が可能となっており、オンラインでも注文が可能な状態に（日本での使用だと変圧器が必要になるのかもしれない）。

そのほかポルシェはこんな製品も販売開始

なお、ポルシェはラ・マルゾッコとのパートナーシップを活かして「ピコ」エスプレッソグラインダー（価格1,840ドル）や・・・。

90ドルのエスプレッソカップとソーサーのセット（こちらは限定）も発売しています。

参考までに、「自動車メーカーとコーヒー関係」だと先日ランボルギーニがラバッツァとの提携を発表しており、今後はほか自動車メーカーでもなんらかの動きが見られるかもしれませんね。

参考までに、先日ポルシェは「サーフボード」を発売していますが、こちらにはかの有名なポルシェ917K”ピンクピッグ”を模したデザインが含まれており、そのほかにもここ最近だとポルシェのヘリテージを反映した（ガレージグッズなどの）製品が多数登場。

こうやって見るとポルシェには様々な仕事が存在し、そしてこういったライフスタイル関係の業務は「ポルシェのヘリテージを模索し、適切な提携先を探し、エンスージアストに届ける」ものだと考えてよく、ある意味ではクルマを開発するよりも楽しいんじゃないかと考えたりします。

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参照：Porsche