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ジャガーが新車発表に先駆け、新時代の「エクスバラント・モダニズム(華やかな現代主義)」を表す新しいロゴを公開。イメージカラーとしてはなんとピンクも

ジャガーが新車発表に先駆け、新時代の「エクスバラント・モダニズム(華やかな現代主義)」を表す新しいロゴを公開。イメージカラーとしてはなんとピンクも

Image:Jaguar

| 現時点ではこれらのロゴが「どう」車体に反映されるのかはわかっていない |

それでも新生ジャガーの「意気込み」がひしひしと伝わってくる

さて、12月2日に予定されるニューモデルの発表を前にジャガーに関する情報が続々登場していますが、今回は移行期を迎えているジャガーが使用する「新しいロゴやエンブレム」が発表されることに。

ジャガーはこれまでのイメージをバッサリと切り捨ててゼロから再出発するという道を選んでいますが、目指すのは「超」高級マーケットであり、しかしリブランディングに欠かせないのが「新しくなったこと」を視覚的に表す「エンブレム」「ロゴ」といった一連のビジュアル。

そしてジャガーではその準備が整い、今回の公式発表となったわけですね。

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ジャガーの新しいロゴはこうなった

まずジャガーの新しいコンセプトは「コピー・ナッシング」。

ただしこれは今回新しく考えられたものではなく、ジャガー創業者が掲げた「ジャガーは何もののコピーであってはならない」という信念だそうで、今回これを再解釈し、「いずれかのライバルを追いかけ、それに対抗するための機能やデザインを取り入れる」のではなく、「最初からジャガーとして考えられた孤高の存在」であることを目指すということなのだと思われます。

Jaguar-Logo (4)

Image:Jaguar

そして新しい「Jaguar」ロゴがこちらで、、現行のロゴよりも細く、柔かく、かつ洗練された印象を与えるように思いますが、なにより「ピンク」を背景に用いているところがなんともアバンギャルド。※一連のオフィシャルフォトではピンクが強調されており、これが”ロールス・ロイスの紫”のようにイメージカラーとなるのかも

Jaguar-Logo (5)

Image:Jaguar

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なお、今回これらがどういった使い方をするのかについての詳細は公開されておらず、それはおそらく12月2日ににマイアミ・アートウィークにてアナウンスがなされるものと思われますが、まずこちらは「デバイスマーク」とされるもの。

Jaguar-Logo (6)

Image:Jaguar

次いでこちらは「メーカーズマーク」で、おなじみ”飛び跳ねるジャガー”が用いられ、しかしストライプに囲まれることでスピード感が演出されているようですね。

Jaguar-Logo (2)

Image:Jaguar

最後のこちらは「アーティストマーク」と呼ばれるもので、もしかすると車両のエンブレム代わりに用いられるのかもしれません。

なお、全体を通じての思想は「エクスバラント・モダニズム(華やかな現代主義)」であり、これによってクリエイティブ哲学の物理的な具現化を目指す、としています。

Jaguar-Logo (3)

Image:Jaguar

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参照:Jaguar

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