| エレクトリックモーターを使用した「4WD」の威力は絶大である |
ここに「王座の交代」が完全に交代する
さて、これまで「ドラッグレース最速スーパーカー」といえばマクラーレン720Sそしてマクラーレン765LTであったものの、直近ではフェラーリ296GTBやフェラーリSF90ストラダーレ、さらにはランボルギーニ・レヴエルトといったハイブリッドスポーツが登場し、主役が交代しつつあるというのが今の状況です。
そして今回「ドラッグレース系ユーチューバー」、ドラッグタイムス氏が公開したのが「マクラーレン765LTとランボルギーニ・レヴエルトとのドラッグレース」。
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ランボルギーニ・レヴエルトの速さは別次元であった
そこでまず両者のスペックを見てみると、マクラーレン765LTは4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し765馬力を発生させ、駆動輪は「後輪のみ」。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ、もちろん「ノンハイブリッド」です。
そして対するランボルギーニ・レヴエルトは6.5リッターV12自然吸気エンジンに3モーターハイブリッドを組み合わせたプラグインハイブリッドスーパーカーで、トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD。
システムトータルでの出力は1,015馬力、その価格はマクラーレン765LTの135%といったところです。
ランボルギーニ・レヴエルトとマクラーレン765LTがドラッグレースを走ったらこうなった
そこでランボルギーニ・レヴエルトとマクラーレン765LTとがドラッグレースを走った結果ですが、スタートからその後の加速までが「ケタ違い」であり、文字通りマクラーレン765LTは手も足も出ない状態で、確実に「世代交代」を感じさせる結果に。
これはマクラーレン765LTがフェラーリSF90ストラダーレと競ったときに比較しても顕著な差となっており、つまりランボルギーニ・レヴエルトの速さはフェラーリSF90ストラダーレを大きく凌駕するものと考えられます。
ランボルギーニ・レヴエルトとマクラーレン765LTがドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:DragTimes(YouTube)