![ブガッティが世界最大のショールームをアゼルバイジャン共和国の首都、バクーへとオープン。なぜにアゼルバイジャン?](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2025/02/Bugatti.jpg)
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| アゼルバイジャン共和国では2016年からF1グランプリが開催されている |
よってハイパーフォーマンスカーに対する関心を持つ人も多そうだ
さて、ブガッティが近年発展著しいアゼルバイジャン共和国の首都、バクーへにてディーラーをオープンさせたと発表。
正直なところ「アゼルバイジャンってどこ」と思う人が大半だと思いますが、これは旧ソビエト連邦の一部で、1989年に共和国主権宣言を行い、1991年に現在の「アゼルバイジャン共和国」へと国名を変更しています。
チリ的には東ヨーロッパと西アジアとの「つなぎ目」に位置しており、ほど近いトルコ同様、欧州の人々にとってはエキゾチックな魅力を持つ国だと考えられます。
アゼルバイジャンではF1グランプリも開催中
そしてぼくらにとって”アゼルバイジャン”といえば「アゼルバイジャングランプリ」としてその名を知った人も多いかもしれません。※そう考えると、F1 GPの開催によって国や地域の知名度を上げることが可能である。シンガポールもF1 GP開催により一気に富裕層が集まる地域になった
アゼルバイジャン(バクー)では2016年からF1グランプリが開催されており(2016年のみがヨーロッパグランプリ、その後はアゼルバイジャングランプリの名称)、2023年に延長された契約によって2026年までの開催が決定しています。
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よって現地ではモータースポーツに対する関心も非常に高く、それと関連してハイパフォーマンスカーへの興味も尽きないのだと思われますが、そういった理由によって今回ブガッティがここへ正規ディーラーを開設したのかも。
ブガッティによれば、運営は現地のナザール・ホールディングスで、ブガッティディーラーの立地は構造ビルが立ち並ぶクレッセント・ベイであると説明されています。※ガラディナーの会場はザハ・ハディッド建築事務所によって設計されたヘイダル・アリエフセンター
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「今夜のグランドオープニングを通じて、この地域で初めてブガッティ・トゥールビヨンの壮麗さを私たちの大切なゲストに披露できることは、私たちにとって非常に感動的な瞬間でした。2023年に始まったナザール・ホールディングスとのパートナーシップを通じて、世界最大のブガッティショールームであるブガッティ・バクーにて、ブガッティの新しい時代を迎えることができたことを誇りに思います。」
ブガッティ ミドルイースト&アジア地域ディレクター コスタス・サリス
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「ブガッティ・バクーのグランドオープニングとナザール・ホールディングスとの成功したパートナーシップにより、世界中のエキサイティングな市場でブランドの力をさらに拡大しています。私たちのパートナーは、顧客とブランドを繋ぐ重要な接点であり、その情熱と献身を通じて、比類のない体験を提供しています。ナザール・ホールディングスは、この地域でブガッティを代表する最高のチームであり、今後さらに成功を収めると確信しています。」
ブガッティ マネージングディレクター ヘンドリック・マリノウスキー
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