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久しぶりに北京へ。宿泊するヒルトン北京 王府井はこんなホテル。「イノベーションスイート」へと泊まってきた

久しぶりに北京へ。宿泊するヒルトン北京 王府井はこんなホテル。「イノベーションスイート」へと泊まってきた

| ボクは「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」を利用している |

その関係上、宿泊先は「ヒルトン系列一択」である

さて、空港から直行したのは宿泊先の「ヒルトン北京 王府井」。

この「王府井((ワンフーチン、Wángfǔjǐng))」というのは北京の繁華街の一つであり、「北京の銀座」とも呼ばれる、北京を代表する歴史あるゾーン。

ショッピング、グルメ、文化が融合した人気の観光スポットです。

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王府井の概要と特徴

そこでまずはこの王府井について簡単に触れておきたいと思います。

  • 歴史的背景:
    • 名前の由来は、かつてこの一帯に清王朝の「王府」(皇族・貴族の邸宅)そして、水が美味しいとされる「井戸」があったことから
    • 元代にまで遡る歴史を持ち、古くから商業の中心地として栄えてきた
  • 「王府井大街」:
    • 南北に伸びるメインストリートで、その大部分が歩行者天国となっている
    • 全長は約800メートル以上で、ゆったりとショッピングや散策を楽しむことができる
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王府井の主な見どころ

  • ショッピング:
    • 北京市百貨大楼: ランドマーク的な存在の老舗デパート
    • 東方新天地(Oriental Plaza): 高級ブランドからファッション、飲食店まで揃う巨大な複合商業施設
    • 国内外の高級ブランド店や、スポーツ用品店、書店(王府井書店、外文書店)などが軒を連ねる
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  • グルメと老舗:
    • 老舗レストラン: 北京ダックの「全聚徳(ぜんしゅとく)」や、肉まんの「狗不理包子(ゴウブリバオズ)」など、歴史ある有名店も
    • 王府井小吃街: かつては、サソリやタツノオトシゴなどのゲテモノ串を含め、中国らしい様々な屋台料理が並ぶ場所として有名であったが、衛生面などの問題から大部分が閉鎖・移転ずみ。かつての「夜市」の雰囲気は大きく変わって近代化されている
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実際に王府井を訪れた印象としては、「完全に観光客向け」へと変貌しており、「北京土産」など北京をアピールする超規模なお店が集中する一方、ナイキ、アップルといった世界的な人気企業、そしてティファニー、グッチ、ヴァンクリーフ&アーペル、カルティエ、ロレックスなどの世界的ハイブランドの大規模ショップが軒を並べるといった様相を呈しています(上海の南京西路・南京東路の雰囲気に近い)。

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そしてこの王府井は天安門広場や故宮博物院からも比較的近く、これらの観光と合わせて訪れる観光客が多いエリアとしても知られており、そして今回ぼくはまさに天安門広場や故宮博物院を訪問しようと考えているため、そして後述の通りの「時間管理」の容易さからこの立地を選んだということに。

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そして「ヒルトン」を選んだのは「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」を利用しているからで、ヒルトン系列のホテルを選ぶと自動的に「部屋がアップグレードされ」「朝食が無料になる」という理由から、そして今回訪れようとしている以下の目的地へのアクセスが容易だから。

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一体ボクは何をしに北京に来たのか

そこで今回北京にやってきた目的は大きく分けると3つあり、それらは以下の通り。

  1. 万里の長城にゆく
  2. 天安門広場と故宮博物院にゆく
  3. 北京ダックとジャージャー麺(炸醤麺)を食べる
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北京訪問のための準備とは

現在中国は短期訪問だとビザが不要なので、大した準備は必要ないものの、ぼくとして準備したのは以下の通り。

  1. アリペイ(Alipay)とウィーチャット(WeChat)の登録・・・これはすでに以前に済ませているものですが、支払いや各種予約、タクシーの手配など、現地で過ごすには「これがないとはじまらない」もの。中国を訪問するのであれば「必須」です。
  2. 万里の長城、天安門広場、故宮博物院の予約・・・現在北京では「どの観光スポットへ入場するにも」予約が必要で、「天安門広場」つまり広場に入るにも予約(時間帯までも指定する必要がある場合がほとんど)が必要。
    そして予約と入場にはパスポートが必要であり、これは中国の他の都市とは大きく異なります。つまり、訪問前から「きっちり計画」を立てておかねばならず、よって「当日思い立って」著名観光スポットにゆくということはまず無理で、「次の予約に遅れないよう」余裕を持った計画を立てると「そんなに色々なところに行けない」のが北京であり、時間の管理、移動手段の確保がモノをいうのが北京でもあるわけですね。
    なお、予約に関してはWeChatのミニプログラムから行うのが無難ですが、中国語しか表記がないことが大半なので、不安な場合はトリップアドバイザーなどで検索し「予約代行」を頼むと良いかと思います。
  3. 通信手段・・・アハモ(ahamo)に加入しているので問題なく(ネット接続含む)通信可能。ただし毎月割り当てられる「30G」を使い切ると、追加でギガを購入したとしても「海外では使用できない」ので要注意です。
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ヒルトン北京 王府井はこんなホテル

そこで到着したヒルトン北京 王府井はこんなホテル。

「屋内プール、スパ、フィットネスセンターなどを備える5つ星ホテル」というのが簡単な紹介です。

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外観は「重厚感のあるホテル」という印象で、「マカオセンター」の一部に入居するかたちとなっています。

まずロビーはこんな感じで・・・。

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今回はヒルトン アメリカンエクスプレスカードの特典にてアップグレードされ「イノベーションスイート」へ。

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ヒルトン北京 王府井のイノベーションスイートはこんな感じ

そこでこのイノベーションスイートを見てゆくきたいと思いますが、部屋全体はこんな感じ。

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ソファは二箇所に設置され・・・。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/54863929969/in/album-72177720329769694

その奥にはスパ施術専用のベッド。

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洗面台は広々。

ただしシェーバーやクシ / ブラシ、歯ブラシは「非設置」なので、フロントに連絡して持ってきてもらうとよいかと思います。

シャンプーやトリートメント、ボディソープにボディローションなどはボトルが丁度設備に「固定」されており、持ち帰り用アメニティ類は(最近はどのホテルでも同じですが)ほぼ用意されていないという状況です。

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トイレとバスルームは独立しており・・・。

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バスタブは「鷲の足」。※バスルーム内にTVはない

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こちらはデスク(電源も充実している)。

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トイレはこう。

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クローゼットも広く・・・。

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様々な設備が揃います。

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ベッドの上にはタオルでつくった「うさぎ」、そして手書きのメッセージ。

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ミニバーは「最小限(ネスプレッソは備わっている)」。※ホテル内ではないが、ホテルが入居している建物内にファミリーマートが入居しており、そこでアルコールの入手も可能である

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全般的に非常に快適な客室であり、なんら不満なく宿泊できており、また北京を訪れることがあればぜひ選びたいホテルでもありますね。

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