
| 実際にルーフがM5をチューンしたらどうなるのか、非常に興味があるところではある |
「アルピナがポルシェを」に続き「ルーフがBMWを」
これまでにも「アルピナチューンのポルシェやメルセデス・ベンツ、GRスープラ」といったレンダリングを公開してきたアビメレックデザイン。
今回は「もしもルーフがポルシェ911をチューンしたら」というCG作品を公開しています。
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いったいルーフがBMWをチューンしたらどうなるのか
今回公開された作品を見てみると、内外装ともにルーフらしい意匠が見られ、しかもその外観は伝説の「イエローバード」風。
インテリアについても、やはりRUFらしいバケットシート(しかもパシャ柄)が装着され、「まず現実には起こり得ないが、実際にこういったクルマがあったとしたらこの通りになるだろう」という仕上がりに。
ルーフとアルピナはよく似ている
なお、ルーフとアルピナは非常によく似たポジションにあり、というのもルーフはポルシェを、アルピナはBMWのチューニングを手掛けていたものの、そこからそれぞれポルシェとBMWに認められ、両社から組み立て前のホワイトボディやパーツの供給を受けて「自社名義の」クルマを作るようにまで上り詰めたから(ルーフ、アルピナとも独自の登録番号を持つ「自動車メーカー」である)。
そこで両者の特徴をざっと記しておくと以下の通り。
1. アルピナ(BMW ALPINA)
BMWをベースに、卓越したパフォーマンスと極上の快適性を高次元で融合させるブランド。
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特徴
- 「魔法の絨毯」と称される乗り心地: 圧倒的なパワーを持ちながら、しなやかな足回りと豪華な内装を備え、長距離をハイスピードで快適に移動すること(グランドツーリング)を追求している。
- 伝統のデザイン: 「アルピナ・ライン(デコライン)」と呼ばれるボディサイドのストライプや、20本の細いスポークを持つ「アルピナ・クラシック・ホイール」が象徴。
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Image:ALPINA
2026年の大きな転換点
2026年はアルピナにとって歴史的な年となり・・・。
- BMWグループへの統合: 2022年に発表された通り、2026年1月1日付で「ALPINA」の商標権が正式にBMWグループへ移管される。
- 新生「BMW ALPINA」の誕生: これまで独立企業として活動していたアルピナは、BMWグループ傘下の独立したブランド「BMW ALPINA」として再出発。
- 伝統の継承: BMWはアルピナ独自の価値(最高性能と乗り心地のバランス)を継承することを明言しており、1970年代の非対称ロゴを彷彿とさせる新たなブランドロゴも披露。
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2. ルーフ(RUF)
ポルシェの車体をベースに、独自のエンジニアリングで「世界最速」の領域を追求するブランド。
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特徴
- 究極のパフォーマンス: 代表作「イエローバード(CTR)」で時速340km近くを記録したように、ストイックなまでに速さと軽量化を追求。
- 独自のシャシー開発: 近年では、見た目はクラシックな911に似ていながら、中身はフルカーボン製の自社開発シャシーを使用するなど、ポルシェを「超える」存在へと進化。
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2026年の現況
- 「アナログ」の守護神: 電気自動車(EV)へのシフトが進む中で、RUFは依然としてV12や水平対向6気筒エンジン、そしてマニュアルトランスミッションを愛する硬派なドライバーのための聖地として君臨。
- 最新モデル: クラシックな外観に最新の空冷・水冷技術を詰め込んだモデルや、オフロード走行を意識したモデルなど、独自のファンベースを拡大し続けている。
Image:Porsche
両社の比較まとめ
| 比較項目 | BMW ALPINA (アルピナ) | RUF (ルーフ) |
| ベース車 | BMW | ポルシェ |
| 性格 | 「究極のGT(快速特急)」 | 「究極のスポーツカー(野生馬)」 |
| 方向性 | 快適性・豪華さ・洗練 | 軽量・高出力・ストイック |
| 2026年の体制 | BMWグループ傘下へ完全移行 | 独立独歩の家族経営を維持 |
| 代表的な装備 | 20本スポークホイール、青/緑のステッチ | 5スポークホイール、一体型ロールケージ |
アルピナは「ワインを嗜むような紳士の走り」、ルーフは「格闘技を挑むようなアスリートの走り」と例えられることがありますが、2026年からBMWの1ブランドとなったアルピナが、今後その独自の「味」をどう守っていくのかは、今まさに世界中のファンが注目しているポイントのひとつ。
なお、ぼくとしては「ポルシェがルーフを傘下に収めたらいいのに(そしてRUFブランドにて究極のポルシェを作り上げる)」といつも考えたりします。
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