| まさかの微粒子フィルター問題 |
BMW M3が今年5月に生産が終了する、とのウワサ。
これはBMW Blogが報じたもので、現行(F80)M3はNEDC(New European Driving Cycle)の定める微粒子フィルターを備えておらず、BMWがこの装着指示に応じなかったためだとしています。
なおM4クーペ/M4コンバーチブルはこれに対応し、そのまま継続生産されることに。
次世代M3登場まで「空白」が
これがすなわちM3の終了を意味するわけではなく、もちろん次期型がスタンバイしていることになりますが、その登場まではあと1-2年はあり、その間「しばしM3は途絶える」ことに。
M3は昨年に「30周年」を祝ったばかりで、加えて昨年末にはM3史上最強の「M3 CS」が登場したばかり。
一方でちょっと前には「環境上の」理由でドライブシャフトがカーボン製からスチール製になるなどの変更を余儀なくされ、欧州における規制の厳しさも感じさせるところ。
なお、M4は対応できてもM3は(微粒子フィルター装着に)対応しないということについて、「M3は対応するコストを(販売台数で)吸収できない」「M4ではそれが可能」ということになり、M3とM4とではけっこう販売台数に差があるのかもしれません。
なお次期M3については様々な噂が飛び交っていて、エンジンは新開発の直6で475馬力を発生し、これにM4GTSで採用されたウォーターインジェクション、さらに新開発に48Vマイルドハイブリッドシステムを加えて500馬力を発生するという説が濃厚。
加えて軽量化、全幅の拡大によって運動性能が向上すると見られ、飛躍的にパフォーマンスが変化することになりそうです。
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