| コルベットをEV化したスーパースポーツがついに登場 |
シボレー・コルベットをEV化すると公表した会社、「Genovation(ジェノベーション)」がその完成車「GXE」をラスベガスにて開催される家電見本市「Consumer Electronics Show (CES) 」に展示する、と発表。
CESはもともと「家電」メインではあるものの、最近では先端テクノロジー関連製品が展示されることも多く、よってアウディはバーチャルコクピット、BMWはドアミラーに変わるカメラシステムなどを過去に展示。
2019年に約9000万円で発売予定
ジェノベーションは以前にこの画像を公開した後、何度かタイプの異なる試作品を制作。
ようやく市販レベルの完成度に近づいたと見られますが、その出力は800馬力と言われ、0-100キロ加速は3秒以下、最高速は時速354キロ。
前回の発表だと出力は660馬力とされていたので、ずいぶんパワーアップしたことになりますね。
なお、同じく以前に公表された情報だと一回の充電あたり走行可能距離は209キロ、生産は限定75台。
面白いのはEVにかかわらず「7速マニュアル」トランスミッションを持つことで(オプションではATも選択可能)、実際のところどんなフィーリングなのか非常に気になるところ。
EVはガソリンエンジンのような盛り上がりやサウンドに欠けることから、クルマ好きには敬遠される傾向にありますが、もし「MT採用」でそこに走る楽しみを見いだせるのであればEVの新境地を切り開くことができるのかもしれない、と考えたりします。
ただしEVはバッテリーの消耗が問題で、マクラーレンもEVスポーツをテストしているものの、「サーキットを走ると30分でバッテリーがなくなってしまう」ともこぼしていますね。
なお、当のシボレー自身も「コルベットのEV版」を発売する可能性があるようで、「E-RAY(スティングレイのエレクトリックモデルという意味?)」を商標登録済み。