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テスラの株価が「テスラボット市販」のコメントを受け5%上昇。なお6月後半から急激に株価が上がり、ボクはすっかり買い時を失ってしまう

テスラ・モデル3

| やはり株式投資はバイ&ホールドがボクにとっての基本であり、その姿勢は崩すべきではない |

そしてボクはもっとイーロン・マスクを信じるべきであった

さて、テスラCEO、イーロン・マスクCEOがオプティマス(旧テスラボット)を自社の工場へと2025年に配置し、2026年には一般向けに販売を開始できる見込みであるとコメントし、これによって株価が5.15%も上昇。

テスラは年初から春にかけて30%ほど株価が落ち込んだものの、現在そこから大きく回復を見せており、テスラに対する市場の期待が根強いことを伺わせます。

テスラ
昨年「世界で最も売れたクルマ」となったテスラ・モデルYの販売が急落、欧州では49%減少してランキング1位から18位へ。それでもテスラの株価が下がらないナゾ

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なお、現在のEV市場におけるテスラは販売とシェアを失う一方であり、つまりは「新興勢力や既存自動車メーカーのEVに責め立てられている」状態で、よって「前年割れ」「シェアの低下」が止まらないという状況ではあるものの、株価は一定のところからは下げ止まっており、そこから「ロボタクシー」など別の話題が出ることで上昇に転じているわけですね。

つまり、こういった動きを見ると、市場はテスラのEV販売下落については「織り込み済み」であり、しかしスーパーチャージャー、AI、ロボタクシー、テスラボット、さらには自動運転(FSD)といった新しい分野での利益獲得を期待しているということになりそうです(つまり投資家はもうテスラに対してEV販売による利益を期待しておらず、ほかの分野がテスラのEV販売の落ち込みをカバーすると考えている)。

テスラ
テスラ売ってフェラーリ買う(株の話だけど)。色々と考えた末、ボクはいったんテスラ株を全て処分し、他の銘柄に乗り換えることにした

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やはり株式投資は長期戦である

ちなみにですが、ぼくはすでにテスラ株を(昨年11月から今年4月にかけて段階的に)手放しており、それは「もっと下がると思ったから」。

一方で再び上昇に転じるとも予想していたので、「もっと下がってからもう一度仕込む」予定であったものの、結果的に今回はそのチャンスを失ってしまったということに。

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テスラ
そろそろテスラ買おうかな(株の話だけど)。まだまだ短期では下がるだろうが、中期的に見ると成長余力のほうが大きそう。ようやくテスラの直近の戦略が見えてきた

| おそらくテスラはもっとも速いスピードで「下落を食い止める」手段を考え、モデル2ではなく別の方法でコストを引き下げるのだと考える | 「ロボタクシー」については大きな疑問が残るが、現時点でのほかのイ ...

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ただ、長期的にはテスラの株価はもっと上がるとも考えていて、よってこのあたりで(直近では下がる場面があるかもしれないが、それを覚悟で)少し買っておき、様子を見ながらまた買い足してゆこうかと考えています。※ただしロボタクシーや自動運転に対する市場の期待値がかなり高く、よってこれらが期待に沿わなかったときは大量に失望売が出そうでもある

なお、今回ぼくはテスラ株を売ってフェラーリ、エヌビディア、金へと分散して投資を行っており、それらは個別に利益が出ているものの、正直言えば「テスラを売らずに持っておいたほうが良かった」可能性が高く、よってぼくはもっとイーロン・マスクCEOを信じるべきで(なんといっても個人の企業を持ってロケットを飛ばしている人物である)、基本姿勢であるバイ&ホールドを貫くべきであったのかもしれません。

ブログ
やっぱり株式投資には「バイ・アンド・ホールド」が重要だったな・・・。アップルとGoogle(アルファベット)株売却後に好材料が出て株価上昇、ちょっと後悔

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