| リアウイングの構成、そして角度は両者で非常によく似ていた |
さて、ランボルギーニ大阪さんにて導入済みのデモカー、アヴェンタドールS。
ただしこちらは「ただの」アヴェンタドールSではなく、純正エアロキットを装着した車両です。
なお、このエアロキットはカーボンファイバーにて製造され、フロントそしてリアがアグレッシブな形状となり、より強力なダウンフォースを得ることができるようデザインされていることが特徴。
なお、先日台湾で発表された限定5台の「アヴェンタドール台湾エディション」もこのエアロキットを装着しているようですね。
もっとも渋い地域限定アヴェンタドール!ランボルギーニが限定5台「アヴェンタドールS台湾エディション」発表。現地では「大牛」と呼ばれているぞ
エアロキット装着のアヴェンタドールSを見てみよう
まずフロントには純正形状をさらに強調したようなデザインを持つリップが装着。
かなり「尖った」形を持っているので、ちょっとした段差超え、そしてスロープでもフロントリフター(ボタン一つでフロントが数センチ持ち上がる)を作動させたほうが良いのかもしれません。
センター部は少し持ち上がっていて、サイドに比べるとさほど出っ張っておらず、このあたりは実用性を考慮したデザインだと言えそうです(意外ではあるが、ランボルギーニは他のスーパーカーメーカーに比較すると、かなり実用的なデザインを持っている)。
フロントサイドはボルト留め。
これはウラカン用のエアロキットでも採用された手法ですね。
このホイールはエアロキットに含まれるものではなく「別オプション」ですが、センターロックのナット部分はエアロパーツのボルト同様、レッド、ブラック、ゴールドから選択でき、「カラーコーディネート」が可能です。
ちなみにホイール、リムともに肉抜き加工が施され、かなり軽そうな印象ですね。
サイドステップもカーボン製。
ドアミラーもカーボン製。
これはエアロキットとは別にオプション設定がなされています。
Cピラーのエアインテークもカーボン製。
これも別途オプション設定されるもの。
エンジンフードのルーバーもカーボン製。
そしてこちらが純正から大きく形状が変更されるリアエンド。
通常のアヴェンタドールSとは異なる「二段構成」ウイング形状が採用されることに。
さらにウイング後端にはリップが設けられ、かなり本気でダウンフォース獲得を目指していることがわかります。
こうやって見ると、ウラカンEVOのリアウイングと角度や形状がよく似ているようにも見えますね(二段構成ウイングというところも同じ)。
ちなみにランボルギーニはこれまで「ウラカンとアヴェンタドール」つまりV10モデルとV12モデルとの間に明確な、そして超えることができない境界線を引いていたと認識していますが、ウラカンEVOの細部のデザインを見る限り、ランボルギーニはその境界線を取り払い、アヴェンタドールに近づけてきたようにも感じられます。
端の方はこんなこんな形状。
センターにはステー付き。
ウイングの下側にはエアアウトレットも設けられています。
上から見るとこう。
もちろんリアディフューザーもカーボン製。
相当なボリュームを持つ一体モノで、一見しただけでトンデモなく高価であろうことがわかりますね(絶対に当てたくない・・・)。
そのほかの画像はFacebookのアルバムにて保存中。