Image：Lamborghini（Instagram）
｜ ランボルギーニが仕掛ける新たな「現象」 ｜
すでにランボルギーニ・フェノメノの画像は出回っているが
待望のランボルギーニ「Fenomeno（フェノメノ）」がついにベールを脱ぐ時が迫っており、この新しい限定版スーパーカーの公式ティーザー映像がこのたび公開。
「Fenomeno」は、イタリア語とスペイン語で「現象」を意味しますが、その名の通り、この車が自動車業界に新たなセンセーションを巻き起こすことは間違いないと見られています。
なお、すでにエクステリアについてはその全容を示す画像が出回っており、しかしまだランボルギーニからの公式発表がなく、よって正式発表後に改めて詳細をお伝えしたいと思います。
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レブエルトを凌駕するデザインとパフォーマンス
ティーザー映像では、この新しいフェノメノのリアエンドが部分的に映し出されており、そのデザインは、これまでのどのランボルギーニとも異なり、特徴的なY字型のLEDテールライトが目を引きます。
リーク画像を見ると、これまでのランボルギーニ各モデルが採用してきた要素を取り入れつつも「オリジナル」的な色合いのほうが強く感じられ、これを見るに、ランボルギーニは「通常ラインアップ」では従来のランボルギーニから脈々と受け継がれるディティールを採用し、少量生産モデルでは「未来」につながる試みがなされるのかもしれません。
実際のところ、レヴエルト発表時には「今までに見たことがあるようなデザインの組み合わせ」だという批判が一部で見られていますが、フェノメノについてはそういった批判を吹き飛ばすかのような独自のデザインが盛り込まれており、これはレヴエルトに対して批判的であった人々に対する、ランボルギーニそしてチーフデザイナーを務めるミッチャ・ボルカート氏からの一つの回答なのではないか、とも考えています。
全体的には、レヴエルトのように「過激な」そして「価格セクションごとに独立した」パーツをもって構成されるのではなく、統一感と連続性のあるフォルムを重視しているようにも見受けられ、いろいろな意味においてレヴエルトとは異なるように思えます。
レブエルト譲りの心臓部
ただしこのフェノメノは、現行フラッグシップモデル「Revuelto（レブエルト）」をベースに開発されており、よって同じ6.5リッターV12エンジン＋エレクトリックモーターを搭載するものと見られていますが、このハイブリッドパワートレインは、レブエルトの1,001馬力をはるかに超える出力を発生させるとされ、正確な数値はまだ不明ではあるものの、ランボルギーニ史上最もパワフルなモデルとなることは確実です。
わずか29台の超限定生産
このフェノメノの生産台数は、全世界でわずか29台に限定される予定だと言われていて、これはカウンタックLPI800-4をもはるかに上回る希少性であり、特別な顧客だけが手に入れることができる、まさにコレクターズアイテムとなりそうですね。
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