| ここまで選択肢が広いクルマをオーダーしたことはなく、それがむしろ悩みどころでもある |
現在、様々な角度からインテリアの仕様を検討中
さて、現在フェラーリ296GTBの発注目前といったところですが、なかなか決まらないのがそのインテリア。
フェラーリのインテリアは相当に多くのオプションがあり、カラーについてだと「シート」「ダッシュボード上部」「カーペット」「ドアセンタープレート」「ステアリングホイール」「ルーフライナー」「リアアッパー」「リアシェルフ」「ダッシュボードインサート」「シートバック」といった部分を個別に選ぶことができ(一部は無料だが、そのほとんどは有償)、しかも素材を「レザー」「アルカンターラ」から選べたりします。
おおよそそれらのカラーは15色くらいバリエーションがあって、それで不足があれば(さらに)追加料金を出すことで「おおよそ考えうるカラーすべて」を選ぶことも可能です。
そのほかにはステッチや刺繍のカラー、内装パーツの素材(カーボンファイバー)、シートベルトのカラーを選択できますが、部位別にバラバラのカラーを選ぶとこんな感じになったりするわけですね。
ビビッドなカラーも悪くないが
そして先般からいくつかの候補を挙げていますが、今ところ迷っているのがまず「イエロー内装」。
これはブレーキキャリパーやフェラーリのエンブレムそのものがイエローであり、このイエローはフェラーリの本社所在地であるモデナ市を表すカラーということもあって候補に入れています。
一見するとかなり奇抜ではあるものの、「実際はそんなに悪くないだろう」とも考えています。
ただ、シートがイエローというのはあまりに「アレ」なので、シートはブラックにして、デイトナシートのストライプのみをイエローにしてもいいかもしれません。
そしてこのイエローを「ボディカラーに近い」鮮やかなブルーへと置き換えた案がこちら。
ちなみにアクセントカラーにはイエローを選択し、エクステリアのカラースキームをそのまま反映した感じですね。
なお、イエローともども、この仕様にするには66万円くらいが必要となります。
シックなインテリアカラーも捨てがたい
そして最近出てきた案が「ビビッドではなくクラシカル」案。
ダッシュボードやカーペットはネイビー、そしてシートやダッシュボードのアンダー、ステアリングホイールにはアイボリーを選んでいますが、ボディカラーに「1960−197年代っぽい」アッズーロ・ディーノを選ぶのであれば、内装色についても(当時存在しなかったインテリアカラーではなく)当時よく見られた内装色を選んだほうがいいのかもしれません。
この配色だと、ドアを開けた時の満足感も(エレガントでもあり)けっこう高そうです。
車両全体を見るとこう(ボディカラーについては、オンラインカーコンフィギュレーターではアッズーロ・ディーノを選べないので、近似色を選んでいる)。
参考までにですが、フェラーリは70周年を迎えた際、「70パターン用意した」フェラーリのアイコニックなカラーリングについて、当時のディーノを意識した「アッズーロ・ディーノ」をプログラムに組み込んでいますが、これの内装には「ブラウン(タンかもしれない)」を選んでいるようですね。※ドアミラーなどシルバーのアクセントについては、ディーノのクロームパーツをイメージしたのだと思われる
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そしてもうひとつ、最近考えているのが「レッド(ロッソ)」。
これはおそらく当時存在しなかった選択肢ではあるものの、「フェラーリらしい」カラーでもあり、「フェラーリらしくない」ブルーというボディカラーにこれを組み合わせるのもいいかもしれないな、と考えている次第。
ただ、アッズーロ・ディーノと「オールレッド」のインテリアカラーとの組み合わせはあまり相性が良くないとも考えていて(スパイダーマンのようではあるが)、その色の落差を緩和するためにもネイビーを挟んでいます(ダッシュボードなどはブラックに見えるが実際にはネイビー)。
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こちらを外から見るとこう(そんなに悪くないと思う)。
おそらくはまだまだ悩むことになりそうですが、「失敗した」とならないよう、そして後から「こうしとけばよかった」とならないよう、慎重に検討を進めたいと思います。
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