ロレックス・ヨットマスター40、ウブロ・オーシャノグラフィック1000、カルティエ・カリブルドゥダイバーの3本を売却。「似たような性格の腕時計」があまりに増えてきた

｜　腕時計を買い足してゆくと、同じような性格の腕時計が増えてきて、やがては「身につけることがない」ものが出てくる　｜

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お金が無限にあればこれら腕時計を売却する必要もないのだろうけれど

さて、ちょっと思うところがあって「カルティエカリブルドゥダイバー」「ウブロオーシャノグラフィック1000 カーボンファイバー」「ロレックスヨットマスター40」の3本を売却。

いずれもこの1年「まったく身に着ける機会がなく」、購入時と現在の（ぼくの周辺）環境変化によって今後使用する可能性が低くなっていたり、互換性を持つ腕時計を後に購入したことであまり出番がなくなった腕時計たちです。

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カルティエカリブルドゥダイバーは「使いどころが多い」腕時計だった

カルティエカリブルドゥダイバーについては、同じ「ブラックとゴールド」というコンビネーションを持つオーデマピゲロイヤルオークオフショアクロノグラフ”プライドオブジャーマニー”を使用する機会が多くなってきたためで（それでもほとんど身に着けないけれど）、もう1年どころか2年くらい使用していないということから売却を決意。

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適度にカジュアル、適度にエレガントということで購入後しばらくは重宝したものですが、逆の観点から見ると「カジュアルにもエレガントにも振り切れていない」ところがあるかもしれず、このあたりもカルティエが廃番を決めた理由なのかもしれません。※現在のカルティエはエレガント路線にシフトしている

ただ、使い所が多いことは間違いなく、非常に高い人気を誇るということもあり、購入金額に対する売却金額の「値上がり”率”」では今回もっとも大きな数字を記録しています。

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ちなみにこちらがオーデマピゲロイヤルオークオフショアクロノグラフ”プライドオブジャーマニー”。

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ロレックス・ヨットマスターは強いインパクトを持つ腕時計だったが

そしてヨットマスターは「ぼくがもっとも好きな」ロレックスで、GMTマスターII、サブマリーナー、デイトナといった人気スポーツモデルよりも大事にしていた一本です。

ただ、「ゴールド」という点ではウブロ・オーシャノグラフィック1000（右端）に一歩譲り、かつ現在オーデマピゲロイヤルオークオフショアクロノグラフ、パテックフィリップアクアノートのゴールドモデルを予約していて、それらが来ると確実に出番がなくなってしまうであろうということから売却を決意。

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ちなみにですが、ヨットマスター40のケースサイドはポリッシュ仕上げとなっており、「長袖を着用するとここに傷が入る」ことを恐れたために着用の機会が極端に減っていたこともまた事実（要はぼくがヨットマスターに見合うだけの器量を持っていなかった。デイトナのゴールドも同じ理由で売却している）。

なお、今回売却した中での「値上がり”額”」がもっとも大きく、これは昨今のゴールドモデルの人気上昇、そして金相場の上昇の恩恵だと言えそうですね。

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ウブロ・オーシャノグラフィックは意外と「損」をしなかった

そして最後はウブロ・オーシャノグラフィック。

このオーシャノグラフィックはモナコ海洋博物館とのコレボレーションによって誕生した希少モデルで、ぼくは「オーシャノグラフィック1000」「オーシャノグラフィック4000」あわせて5本を所有しているのですが、今回そのうちの1本を売却することに。

ちなみにぼくの中でウブロの位置づけは「身につけていて楽しい腕時計」。

つまり他人にアピールするためではなく、単に自己満足のために腕に巻くというポジションであり、そのネームバリューやリセールといった要素にとらわれず選ぶブランドです。

その意味ではルイ・ヴィトン「タンブール」、ゴリラウォッチ、ベル＆ロスと同じような位置づけですが（これとは別に、”機能”優先で選び愛用しているのがアップルウォッチやG-SHOCKである）、同じ路線の腕時計が増えてきたためにこのオーシャノグラフィック”カーボン”の出番が減ってしまうことに。

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「カーボン」「身につけていて楽しい」という意味ではとくにゴリラウォッチと競合しており、ウブロ・オーシャノグラフィックとゴリラウォッチとの価格は数倍、もしくは10倍以上の差があるものの、ぼくはもともと価格で腕時計を選ばないので、「ゴリラウォッチがあるからウブロを出すか・・・」といった判断によって売却となったわけですが、「売却価格が大きく下がる」ことが多いウブロだけに、買取価格について覚悟していたものの、まさかの「購入金額＋数十万円」を記録していて、これはレアモデルならではの現象だと考えていいのかも。