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トヨタ クラウンスポーツにナノセラミックコーティング施工。コーティングは「設備」「使用するケミカル」そしてなにより愛情が重要である【動画】

トヨタ クラウンスポーツにナノセラミックコーティング施工。コーティングは「設備」「使用するケミカル」そしてなにより愛情が重要である【動画】

| 基本的にボクは多くのメンテンナンスを自分で行うが、「煌」さんのレベルには到底及ばず、したがっていつも施工をお願いしている |

そして自分のクルマに自分以上の愛情を注いでくれる稀有なショップでもある

さて、納車直後にまったく運転することなくコーティングのために(引き取ったトヨタディーラーからそのまま)旅立ったクラウンスポーツ。

今回、施工をお願いしていた煌(きらめき)さんにてコーティングが仕上がり、自宅までフルフラット積車にて届けてもらうことに(ありがとうございます)。

ちなみにぼくはランボルギーニ・ウラカン以降の所有車につき、すべて煌さんにてコーティングをお願いしています。

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今回お願いしたのは最新のナノセラミックコーティング

今回煌さんにお願いしたのはナノセラミックコーティング「ZR53」で、これは10Hの硬度に加えて耐薬品性、高い防汚性と超撥水性能を誇るという優れモノ。

触った感じだと「(これまでにないほど)超スベスベ」で、おそらくはラッピング用のシートすら貼ることができないという印象であり、たとえば虫や鳥の糞が付着したとしても「養生テープをそこに貼り付けて剥がせば」それらが簡単に取れてしまうであろうというイメージです。

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そしてこれまでにお願いしたコーティングの中ではもっとも摩擦係数が低いように思われ、(ドアハンドルの内側まで施工していただいているので)ドアを開けようとハンドルを引っ張ると、ドアハンドルをうまく引けずに手がツルっとすべってしまうほど。

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ちなみにぼくのクラウンスポーツのボディカラーは「アッシュ」、そしてルーフはブラックのバイトーン仕様ですが、(これまでのお願いしたクルマでも)煌さんのコーティングから戻ってきていつも思うのが「黒い部分がものすごく黒くなっている」こと。

文字通りの漆黒だと言ってよく、ここまで黒さを引き出せるショップはなかなか見つけることはできないだろう、と考えています。

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なお、クラウンスポーツはバイトーン(ツートン)仕様を選ばなくともブラック部分が多く(これは最近のクルマのトレンドでもある)、よってしっかり黒さを引き出すこと、かつ今後洗車を重ねても洗車キズや磨きキズが入らないように高い硬度のコーティングを施しておくことが非常に重要だと思います。

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ブラック部分のしっとりとした輝きに加え・・・。

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アッシュ部分のこの妖艶な表情がコーティングによっていっそう引き立っているようですね。

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なお、クラウンスポーツのホイールは「グロスブラック」なので、今後ブレーキダスト等が付着すると洗車の都度(それらダストによって)塗装面を傷つけてしまう可能性も考えられますが、今回ホイールにもZR53を施工いただいたので心配は無用かと思います(ボディともども、洗車の都度レポートしてゆこうと思う)。

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「煌」さんではこんな感じでコーティングを施工してくれる

今回煌さんより施工中の画像 / 動画を頂いたので、ここでその様子を紹介してみたいと思いますが、まずこちらは施工ブース。

壁面をつや消しブラックのパネルにて覆っており、これによってクルマの塗装面へと周囲が映り込まないように配慮していて、さらには複数の色温度を持つLED照明を採用することで、どのようなボディカラーであっても正確にそのコンディションを把握することができるわけですね。

実際のところ、(ぼくは比較的塗装面に対し神経質なほうなのですが)いつもコーティング施工のために入庫する都度、ぼくが気づかなかった微細なキズなどを(作業開始後に)指摘いただくことがあり、その”鷹の目”ぶりには驚かされます。

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ちなみにこちらはグロスブラック仕上げが採用されるピラー部分。

たとえ新車であっても、グロスブラック部分にはヘアライン状のキズが入っていて、これが光を乱反射することで白っぽく見せることになってしまい、しかしこのヘアラインを消すことで光の乱反射がなくなり、「黒い部分がより黒く」見えるわけですね。

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そして各部を専用の液剤を使用して磨いてゆき・・・。

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ナンバープレートの台座など、外せるパーツも外してきれいにしてくれます(これもやはり新車であってもけっこう汚れている部分である)。

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ナンバープレートにもセラミックコーティングを施してくれているので、おそらくは虫の死骸もつきにくいであろうと推測。

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ウインドウもコーティングしていただいて・・・。

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こういったグリル部分についても丁寧に汚れを取ってくれます。

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ちなみにランボルギーニ・ウラカンでは「ハニカムメッシュ」が各部に採用されていて、そこへ汚れが溜まったりして洗車の都度そうとうな苦労を強いられたものですが、煌さんにコーティングおよびメンテナンスに出すとそれらハニカムメッシュがすっかりきれいになって戻ってきていたのが印象的で、(ぼくがどうやってもそこまできれいにできなかったので)いったいどうやって清掃を行っているのか聞いてみると、なんと「ハニカム一つ一つを綿棒で掃除」していたのだそう。

オーナーのぼくですら気が狂いそうになる細かい作業を(ぼくよりも完璧に)行ってくれており、まさに頭が下がる思いです。

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さらに煌さんでは鏡を車体の下に差し込み、「裏側まで」磨いてくれます。

どれだけ自分のクルマを大事にしている人であっても、ここまでやるオーナーさんは少ないと思われ、そしてもちろん、ここまで丁寧に作業してくれるショップはもっと少ないのかもしれません。

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なお、今回のクラウンスポーツではステンレス製のテールパイプやメッキパーツがなかったものの、それらが存在するクルマ(直近だとミニJCW)では驚くほど金属やメッキパーツが美しく磨かれて戻ってきたことも印象的で、キラキラと光るテールパイプを見て「本来はこういった輝きを持つパーツだったんだな・・・」と感じたことも(こういった部分を含め、施工後は確実に「新車状態よりも美しく」なってクルマが帰って来る)。

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その後は赤外線ヒーターを内蔵した硬化ブースにてセラミックコーティングを塗装面に定着させますが、この工程はかなり重要であり、そもそもこういった硬化ブースを持たないショップが大半かもしれません。

ぼくの経験上ではあるものの、高熱にて「焼き付け」を行わなうのと行わない場合、被膜の硬度や持続性に大きく差が出る、という印象を持っています。

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そして最終的なチェックと仕上げを経て・・・。

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完成(ありがとうございます)!

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煌(Kiameki)

住所:〒660-0085 兵庫県尼崎市元浜町2丁目22-2
電話:06-6430-7732 
ウエブサイト:https://kirameki.ne.jp/

トヨタ クラウンスポーツにセラミックコーティングを施してゆく動画はこちら

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