| まだ発売されてなかったのか |
アストンマーティンが「アストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク」の画像を新たに公開。
おそらくはコンフィギュレーターで作成したものだと思われます。
アストンマーティンは2016年にまず「ヴァンキッシュ・ザガート」を発表。
これは文字通りヴァンキッシュをベースに、コーチビルダーであるザガートが内外装の架装を手がけたもので、その特別なデザインにふさわしく5.9リッターV12エンジンも576馬力から600馬力へとパワーアップされています。
限定台数は99台、その価格は8000万円ですが、もちろん一瞬で「完売」済み。
その後にオープンモデルの「ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ」を同じく99台限定、8600万円にて発売していますね。
「ヴァンキッシュ・ザガート」シリーズはアストンマーティンの利益増加に貢献
さらにアストンマーティンは「ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスター」をラインアップに加え、こちらは28台のみの限定で価格はなんと「1億7000万円」。
そしてこれら「ヴァンキッシュ・ザガート」シリーズはアストンマーティンの利益を劇的に改善したとも報じられており、フェラーリやマクラーレンもそれは同様と見え、各ブランドとも「限定モデル」をこまめに設定しているのがスーパースポーツセグメントの現状でもあります。※同時に転売も多く発生しており、テンバイヤーの利益も増加している
その後に追加されたのが「ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク」。
文字通りワゴンボディを持つヴァンキッシュですが、こちらは99台限定と言われており、価格は今のところ不明。
ただし公開された画像のとおり広大なグラスルーフを持つこと(ちゃんとザガートっぽくダブルバブルルーフになってる)、大量にカーボンファイバーを使用していることを考えると、やはり相当な価格(1億円は超えそう)に設定されるのかもしれません。
サイドから見るとこう。
「世界で最も美しいワゴン」と言っても過言ではないほどのデザインを持っているように思います。
なお「アストンマーティンとワゴン」というと一見繋がりがないようにも見えますが、アストンマーティンは以前に「V8スポーツマン」なるスポーツワゴンをリリースしたことも。
おそらくはぼくらの考える「ワゴン」の用途とは異なり、貴族が自分の領土にて狩りをして、その獲物を積んだりといった用途を想定しているのかもしれません。
その意味では、今回の「ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク」のラゲッジスペースには豪華なハンパーセット(ピクニックキット)やシャンパンボトルホルダー、グラスホルダーが装備されたりするのかもしれませんね。