| 中東では鷹の人気が非常に高い |
ベントレーは中東に重きを置いている
ベントレーのカスタム部門「マリナー」が中東の「鷹使い(鷹匠)」仕様のベンテイガを発表。
Bentayga Falconry by Mullinerと命名され、車体後部にはコルクとレザーを使用した鷹使い専用ツール「マスター・フライト・ステーション」を内蔵。
これにはマスター向けの飲み物を保管するスペース、鷹使い専用道具などが入っているようです。※鷹使い専用道具とはGPS追跡ユニット、双眼鏡、鷹用のフード/甲冑などを指す、とのこと
鷹匠バージョンのベントレー・ベンテイガはこんな仕様を持っている
ダッシュボードには鷹のインレイ。
移動式鷹スタンド。
こちらが「マスター・フライト・ステーション」。
こちらにも鷹スタンド。
室内にも鷹ホルダー。
専用フードを被っているようですね。
以前にドバイへ行った時に参加したツアーにも「鷹使い」が登場しましたが、中東では鷹は権力の象徴(他の国でも歴史的に同じ)で、鷹専用の病院があったり、鷹そのものも非常に高額で、1億円を超える鷹も珍しくない、とのこと。
鷹と一緒に写真を撮ってくれるサービスもあったのですが、多くの人が並んでいたので諦めたものの、今となると「写真撮っとけば良かったなあ」と考えています。
「中東の鷹使い」というと映画「オーシャン・オブ・ファイヤー(2004,ヴィゴ・モーテンセン主演)」を思い出しますが、これはアラブの砂漠4800キロを馬で走破するレースを描いた映画で(スティール・ボール・ランに近いと話題に)、劇中に登場する鷹使いの漢っぷり(脇役ですが印象的)が素晴らしかった作品でもあります。
なおベントレー・ベンテイガは上流階級を強く意識した車であり、オプションにも2500万円くらいの「トゥールビヨン(タグ・ホイヤー製)」があったり、これまでもフライフィッシング向けの仕様など貴族っぽいカスタムを披露していますね。
同様の理由にて、レンジローバーも(スポーツとしての)狩猟をイメージしたカスタムを発表済み。
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