| 今や復刻ビジネスは自動車メーカーの大きな収入源に |
さて、ジャガーが「C-Type」の復刻を行なうと発表。
ジャガーはこれまでにも「XKSS」「D-Type」を復刻しており、それに続くシリーズということになりそうです。
なお、XKSSについては「1954年に25台を作るはずだったものの、工場の火事によって16台しか製造されなかった」という事情を反映し、残る9台を60年以上経過した後に”継続生産”したということで話題を呼びましたが、その後アストンマーティン、ベントレー等がこぞって復刻に走っているという状況でもあり、現在の自動車業界におけるひとつの「定番」となりつつあるようですね。
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ジャガーCタイプはこんなクルマ
そこで今回のジャガーCタイプですが、1951年、1953年のル・マン24時間レースで優勝したことでも(そしてサー・スターリング・モスがドライブしたことでも)知られるレーシングカー。
当時53台が製造され、そのうち43台が顧客に販売されています。
ベースは1948年に発表されたジャガーXK120、エンジンは3.4リッター直6(200-210PS)、トランスミッションは4速マニュアル。
空力にこだわって製作されたことが特徴で、極力段差を抑えたボディパネル、ボディと一体化したグリルやヘッドライトが印象的。
ボディサイズは全長3,990ミリ、全幅1,640ミリ、全高980ミリ、車体重量は939kgという記録が残ります。
復刻版ジャガーC-Typeはわずか8台のみの限定生産
このジャガーCタイプを生産するのはもちろんジャガーのクラシック車担当部門「ジャガー・クラシック」ですが、ボディカラーは4色、インテリアカラーは8色が選択できる、とのこと。
加えて、FIAの開催するヒストリックカーレースに参戦できるよう、規定に沿ったハーネスやロールバーの装着も可能だそうです。
おそらく製造については、XKSSやD-type製造のときに用意した「当時の治具」を使用して手作業にて行なうことになるものと思われますが、これまたトンデモナイ価格となりそうですね(それでも瞬時にして完売する、もしくは完売しているのだと思われる)。
公道走行が可能かどうかは公表されていないものの、現代の法規に適合するとは思えず、よって「競技専用」もしくは「完全なるコレクターズアイテム」ということになりそうです。
なお、当時の「ジャガー」のマークは現代とはちょっと異なるようで、なんとなく人面っぽくも見えます。
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