| 電動化によってあらゆるクルマは「自由を得る」と考えられる |
二世代先、三世代先のディフェンダーがどうなっているのかは非常に興味のあるところではあるが
さて、フリーのデザイナー、ジョン・スニル氏による「ニューランズ・オーバーランダー」なるレンダリングが公開。
これは見ての通りランドローバー(クラシック)・ディフェンダーを意識した作品ですが、誕生のきっかけは同氏がスイスに引っ越したことだといい、スイスではクラシックランドローバーがけっこうたくさん走っていて、とくに雄大な自然の中を走り抜ける姿が印象に残っていたのだそう。
そこで同氏は「クラシックランドローバーのシンプルさ、実用性を活かし、自分の中にある冒険心を呼び覚まし」新たな冒険へと乗り出すべくこの作品を想像した、と述べています。
ニューランズ・オーバーランダーはこんなクルマ
かくして完成したのがこのニューランズ・オーバーランダー。
様々な配慮からだと思われるのですが、「ランドローバー」を名乗らずともディフェンダーからインスピレーションを受けたことは一目瞭然ですね。
一方で新しい要素も盛り込まれている秀逸な作品だと思います。
パワートレーンについては解説されていないものの、おそらくは「ピュアエレクトリック」であり、そのためガソリンエンジンを積む必要がなく、よってこういった極端なキャブフォワードが実現したのかもしれません。
そう考えると、エレクトリックパワートレーンの採用によって「これまでできなかったこと」「そもそも考えもしなかったこと」が簡単に実現できるようになり、そして「EVネイティブ」なデザイナーが活躍するようになれば、それはもっと加速することになるのかも。
見た感じ、どんなところでも走破できそうなたのもしいクルマですね。
ニューランズ・オーバーランダーのインテリアはこうなっている
そしてこちらはニューランズ・オーバーランダーのインテリア。
超シンプルなダッシュボードにタブレットがセットされており、「ギア感」満載です。
シートは独立した座席が4つ。
様々なところに荷物を固定でき、必要なものをすぐに取り出すことができるようですね。
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参照:Jobin Sunil